小田和正、全国ツアースタート　「君住む街へ」大分も行きます

　歌手小田和正（６８）が３０日、静岡県袋井市の静岡エコパアリーナで全国ツアー「君住む街へ」の初日公演を行い、３時間に及ぶ熱唱で８０００人のファンを沸かせた。

　４月２０日に発売したベストアルバム「あの日　あの時」を引っ提げた約１年ぶりのツアー。１０月の沖縄公演まで、名古屋・日本ガイシホール（８月３０、３１日）など全国２４会場で全４８公演を行い、約３４万人を動員する。

　ファンの大歓声に迎えられた小田はステージから「最後まで思いっきり盛り上がっていきたいと思います！」と力強くあいさつ。オフコース時代の７３年「僕の贈りもの」から、最新曲「風は止んだ」まで全２９曲。４６年のキャリアの集大成となるヒットソング満載のステージとなった。今ツアーのために作った新曲「また会える日まで」もアカペラで初披露。ラストの「君住む街へ」では涙を浮かべた。

　１日も同所で。１４、１５日には大分県別府市での公演も予定。熊本地震の被災地の復興支援も検討しているという。