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【芸能・社会】

大喜利メンバーショック

2016年5月1日 紙面から

 大喜利メンバーらが歌丸から司会を辞めると伝えられたのは今年1月。「発表までは」と口止めされ、この日を迎えた。悪口の応酬で歌丸の「宿敵」を演じてきた三遊亭円楽(66)は「死ぬまでやったらいいと思っていた。ここ(現場)で死んだら私がつっこめますし」と毒舌を吐きながらも目には涙。

 「芸の欲のある限り大丈夫。この前も車椅子を押させていただいた。だんだん背中がちっちゃくなってきた。でもちっちゃな背中が噺をやると背筋がピンと張る。笑点は卒業でも落語でずっと背中を見ていきます。だから長生きしてください」と言葉を振り絞った。

 69年から共演している古株の林家木久扇(78)は「驚いちゃった。まだおやりになれるのに」と残念がり、三遊亭小遊三(69)は「こういうのを世間ではぼうぜんというのかな」とポツリ。

 三遊亭好楽(69)は「心にぽっかり穴が空いた。朝ご飯食べようと思ったらご飯がなかった、トイレに行ったら便器がなかったような変な感じ」と話し、歌丸に「(ご飯がなければ)パンでもいいんじゃないの?」と突っ込まれた。座布団運びの山田隆夫(59)は「本当に寂しい。体に気をつけて、長生きしてください」と声を震わせた。

 

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