外国人客へのぼったくり GW中に集中取り締まり=ソウル

【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル地方警察庁は27日、日本のゴールデンウイーク(GW、29日~5月8日)と中国の労働節(メーデー)連休(30日~5月2日)に合わせ、外国人観光客に対するぼったくりを取り締まると発表した。

 外国人観光客からの苦情が多いショッピング、タクシー、宿泊関連の違法行為の防止と摘発に向け、ソウル市などと連携し合同取り締まり班を設置する。

 市内の主な観光地の店舗で価格表示がきちんと行われているかを点検し、タクシー、コールバン(貨物営業車)のぼったくりなどを集中的に取り締まる方針だ。

 外国人観光客が犯罪に遭ったときに警察に素早く通報できるよう、金浦国際空港に日本語、英語、中国語のプラカードを設置し、通報番号(112)の広報にも力を入れる。外国人観光客の通報にスムーズに対応するための通訳サービスに対する点検は既に終えた。

 昨年は労働節の連休期間に約10万人、GWに約7万3000人の外国人観光客が韓国を訪問した。

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