国連安全保障理事会の4月の議長国、中国の劉結一・国連大使は4月29日、北朝鮮による中距離弾道ミサイル「ムスダン」と推定される飛翔(ひしょう)体の発射について「安保理は今月、すでに非難声明を2回出したが、いま3回目を調整している」と述べた。安保理関係者によると、5月初旬にも新たな報道機関向けの声明が発表される見通しだ。
新たな声明では、北朝鮮が安保理の一連の声明を無視して発射を繰り返すことに「深刻な懸念」を伝えるほか、国連加盟国には制裁強化決議の効果的な履行を呼び掛け、具体的な実施措置の報告を期限付きで求めることなどが検討されているという。
残り:213文字/全文:487文字
おすすめコンテンツ
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞国際報道部
PR比べてお得!