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米軍、将官含む16人処分=アフガン誤爆「戦争犯罪に当たらず」

2016年4月30日(土)5時58分配信 時事通信

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アフガニスタン北部クンドゥズで、米軍に誤爆された国際医療支援団体「国境なき医師団(MSF)」の病院=2015年11月(AFP=時事) [ 拡大 ]

 【ワシントン時事】米軍は29日、アフガニスタン北部クンドゥズで昨年10月に起き、42人の死者を出した国際医療支援団体「国境なき医師団(MSF)」の病院誤爆事件に関し、調査の結果、将官1人を含む将兵16人に過失があったと断定し、処分を下したと発表した。
 米軍や報道によると、処分を受けたのは、将官や攻撃を行った対地攻撃機AC130の乗員、地上から空爆を誘導した特殊部隊員ら。戒告を受けたり、停職や再訓練を命じられたりした。ただ、いずれも軍法会議での訴追には至らなかった。
 中央軍のボテル司令官は会見で、病院を攻撃していると気付いていた者はいなかったと指摘し、「戦争犯罪に当たるとは結論付けなかった」と表明。遺族に6000ドル(約64万円)の弔慰金を払ったと述べた。 
















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