今日も各地で3時間待ちが続いている艦これアーケードですが
筐体の中身の画像をまとめてみました。
まず艦娘カード
100枚一束になっていて小箱に6束入っています。
ホロもノーマルも台紙は同じなので印刷の際にノーマル印刷かホロ印刷が決まります。
ホロは2重印刷になっているので最初にノーマルカードを印刷して
その上からホロリボンで加工しています。
なので扉が開いた時に2度手間の分の時間だけホワイトアウトが長いです。
これがホロリボンです。
梱包されている状態だと上下の青い棒が2本セットになってますので
広げて白いパーツにセットします。
ノーマルとホロの2つのリボンをプリンターに設置したのがこの状態です
下がノーマルリボンで上がホロリボンです。
この設置が完全に手作業で意外と大変です。
新しいリボンをセットしたら試し刷りをします。
試し刷りでもブランクカードとノーマルリボンとホロリボンを1回分消費します。
流石に通信費は取られませんけど店の自腹になります。
この画像が試し刷りをしたのカードです。
下の方がまだら模様になっているのはプリンターが新品だったからなのか
1回目は必ずこうなるのかは不明ですが交換したら念のために試し刷りをした方が良いと思います。
プリンターは最大で500枚程度のブランクカードが入るぐらいのスペースが有りますが
2筐体だと1カートン(600枚)開けて300枚ずつ補充すると管理が便利かもしれません。
筐体の下には基盤が入ってます。
赤く刺さっているのがKEY CHIPです。
稼動日の前日に届きましたがこれが無いと筐体が認証されません。
手前のディスクを読み込ませてセットアップは完了しますが
Nu基盤のセットアップを始めてみましたけどリングエッジに比べると驚きの速さでした。
稼動先日は起動しても何も出来ませんでしたが
稼働日以外も毎朝7時にアップデートをするので24時間稼働させていると7時過ぎに強制再起動になります。
次に操作パネルの中身です。
空けると中身は何にも無いです。
各種パーツは裏に付いていますが不安になるのが船速レバーの裏側ですね。
強度に不安を感じさせる安そうなプラスティックが使われています。
右部分の大きな凸凹がガチャガチャさせる部分だと思うので
ここが経年劣化で削れたりするとレバーがバカになるんでしょうか?
中央の総舵輪の裏側はシンプルなダイヤルになっています。
右側の緑の部分がカードリーダーになっています。
同時に36枚分のICチップを読み込む技術は凄いですね。
今日のリバイバルネタ。
2010年代最大のヒットゲームになりそうなので杞憂に終わりそうですけど
2ヶ月前の3月4日に初めて艦これアーケードのブログを書いた時に計算した
「※実際に艦これアーケードは利益を上げられる筐体なのか?」です。
知らない人も多いでしょうし結構頑張って計算したので再掲させておきました。
ホロが印刷されるとゲーセンの利益は6円と言うのは衝撃的でしたね(笑)
アーケード的には久々のヒットになりそうですけど旬が過ぎるのが早いキャラクターゲームなので
4筐体フルセットで税込み444万960円を純利で回収する為には
元のコンテンツの寿命が後2年ぐらい持ってくれないとダメでしょうけどね。
普通にカードを引かずにゲームをして終了だと
100円で10分から15分ぐらいで終わります。
この場合は100円から35円(+消費税)がセガ税として徴収されるとすれば店の純利は62.2円になります。
(ちなみにWCCFで1000円10クレだと1ゲーム100円のインカムに対して
セガ税7円+カード50円(+消費税)なので1クレ7分〜9分辺り38.4円が純利になるはず)
これだと30分(100円追加投入で2ゲーム)遊ぶと124.4円1日の稼働率が50%(7時間)の場合は
1筐体あたり1741円なので4筐体で6966円になるから
1日7000円として1年だと255万5千円2年で511万円で筐体代を無事回収できます。
もちろん稼働率50%なんて稼働して半年以上経過しても
夕方からは常に満サテ状態なので不可能に近いとは思いますけどね。
もちろん艦これアーケードはトレーディングカードゲームですから
カード代でも店は利益を上げる事が出来ます。
特にオンデマンド印刷の店側の最大の利点はカードの在庫を抱えるリスクが無いと言う店に有りますから
在庫切れを起こさないように十分な在庫を抱えてたとしても
バージョンアップした後でも使用する事が可能なのは便利です。
艦これアーケードのカードは1カートンで600枚入っています。
50枚で1セットなので他のゲームで言う12箱で1カートンと言う事になりますね。
この1カートンには600枚の無地のカードと600枚分のカラーリボンがセットになっています。
これが18000円するのでノーマルの艦娘カードは1枚あたり32.4円(税込)と言う事になりますね。
カードの印刷(排出)には1ゲーム終了時のドロップと建造の2つパターンが有りますが
いずれにしても100円を投入する必要が有るので
100円のうち32.4円がカード代、更にセガ税が取られると37.8円かかるので店には29.8円しか落ちません。
これを通常プレイで考えると
最初に300円投入で900GP購入
消費GP250〜280の海域を3ゲームプレイ
3ゲームごとに艦娘カードを印刷「はい」300円投入で3枚排出
建造で艦娘カードを1枚印刷100円投入
追加GP購入が出来ない場合はこれでゲームオーバー
プレイ時間は30分ぐらいだと思いますけど
GP購入300円からセガ税を引いて186.6円
カード代からセガ税を引いて4枚排出で119.2円
合わせて305.8円になります。1時間当たり611.6円なので4筐体で2446.4円
稼働率50%で17124.8円30日で51万3174円11ヶ月で回収可能。
これなら儲かるけど他にも色々取られそうな机上の空論なので詳しい人が居たら教えてください。
ちなみにホロ(レアカード)は1回ノーマルを印刷した上から再度ホロ加工をするので
印刷時間がノーマルカードよりも少し長い上に
ホロインクが200枚分で4400円(税込4752円)するので1枚辺り23.76円
ホロカードが印刷された場合の店の純利は29.8円-23.7円で6.1円
つまり設置店舗はホロが出るとカード印刷で100円のインカムが有っても純利は6円しかない。
こう考えると店的にはホロが出ない事を祈るのかもしれないけど
カード印刷を頻繁にやって貰わないと利益率が落ちるので
普通にゲームをするよりも建造を沢山してくれるプレイヤーの方をありがたがるのかもしれない。
と言ってもカード資産が潤ってくるとレア印刷率が高い追撃戦ぐらいしか
100円投入で印刷する人は居なくなるんじゃないかと思うので
頻繁にイベントを開催してイベント期間限定印刷カードを投下する事で
ドロップを狙って海域ループをしつつ建造もすると言うセガの運営方針が必要になりそうですね。
オンデマンド印刷なのでカードのデザインは頻繁に変えられると思いますけど
ゲームのモーションキャプチャーが変わるかは不明。
年に2回ぐらいアップデートしてキャラデザイン変更したり仕様を変更したりするぐらいはするんでしょうか
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