私は美容院で美容師の人と良く話すタイプである。正しくは、話すことが好きだと思われている、実は話すことにストレスを感じている泥沼タイプ。
なぜ苦手なのか?
そもそも会話をすることが面倒だし、それこそ美味しい近くのラーメン屋でも教えてくれるのであればいいが、ほとんどがどうでもいい次回行ったらまた同じような話をされるんじゃないか、というような内容だからである。
それであれば、普段読まない雑誌などから新しい情報を得たり、携帯をいじっているほうがよっぼど気が楽だと感じているのだ。
沈黙に不安を感じてか、無理して楽しませようとしてむりやり会話をしようとしてくれてるのも辛い。例えば春に季節の話をされて、
「そろそろ花粉症の季節ですね~。辛いですよね!?」と言われても私は花粉症ではないので、「花粉症じゃないんで・・・。あれ辛そうですよね。」で終わってしまう。
この後の会話をどうつなげればいいのかお互いに困るだけなのである。
もちろん美容師さんとの会話を楽しみに来ている人も少なくないとは思うが、こっちが話すのが面倒くさいと思うのと同時に、美容師さんも全員が全員話すことが好きなわけではないと思う。サービス業ではあるが技術者に変わりはない。だまって集中して仕上げたいときもあるのではないか?細かい繊細なカットをしているときに客が大笑いして手元が狂うことはないのか?
そんなことを考えると、必要最低限お互い話さない、という前提のスタンスの美容院があってもいいのではないか。
今のところはそんな美容院が近くにはないので、そんな同じ悩みを持つ人のために改善策を色々と考えてみました。
通っている美容院での会話の回避術
今通っている美容室の美容師さんが自分の好きなスタイルを把握してくれているから、美容室は変えたくはない。でも初めて行ったときに印象を悪くしたくなくて無理やり美容師さんと一緒に話が盛り上がったが最後。
話すことが好きだ、という認識を美容師さんに持たれた結果、周りのアシスタントの人も話が途切れないように無意味に一生懸命話しかけてくれるせいで、美容院に行くときに毎回覚悟をもっていくようになってしまいました。
そこで、今からでも遅くない会話を減らす方法を色々と考えてみました。
親不知(おやしらず)を抜いた振りをする
これは4回程度しか使えない技ですが、とても効果的かつ誰も傷つかない技です。
美容室に入って希望のスタイルを伝えたらすぐにこう言えば完璧です。
「昨日親不知抜いて口開けるのが辛いんだよね~。あと他の親不知も今後抜く必要があるみたいだからやだな~。」
これで自分から何かを発信することは避けられるし、向こうが話してきても適当に頷いていればいいだけの事です。
4回ぐらいしか使えない技ですが、その4回で段々とあんまり話さない人、という意識を美容師さんに意識づけできればこっちのもんです。
前日徹夜だったふりをする
「昨日仕事が忙しくて徹夜しちゃったよ~。」「昨日の飲みがオールで一睡もしてない。」
これで狸寝入りが完成します。
これの応用編で仕事がとにかく忙しいふりをして、携帯で仕事のメールを打つふりをとにかくしたり、会社のメールをひたすら読み漁っていればうかつに話しかけることもしてこないでしょう。
仕事がとにかくハードな人というアピールをしていれば、カット中に寝ていたりメールを見ていたりしても、そっとしておいてあげようという心理になるのではないでしょうか。
人格を変える
「今日はこの後どこかにお出かけですか?」
→それ聞いてどうするんですか?
どこにも行かないと言ったらブローで髪巻いてくれないつもりですか?
「この近くにお住まいですか?」
→個人情報を聞いてどうするつもりですか?
「美味しい焼肉屋さん知っていますか?」
→とても高いところだけど絶対行くなら教えますけど?
ここまで言ったら本当に会話したくない人なんだ、って思ってもらえるかと思いますが、相当の覚悟が必要です。
新たな美容院で自分を無言キャラとして一から出直す
今更美容室を変えたくないと思っていたが、引っ越しをきっかけに新しい美容院を開拓して話すことが好きだと思われていることから脱出したいとも思っています。そこで、これから新しい美容室にいく場合の無言キャラの定着方法を考えてみました。
大切なことはとにかく最初が大事、という事です。
- 話しかけられたら極力人の目を見ずに頷く
- とにかく斜め下45度を見ている
- やや猫背で自信のない感じを醸し出す
この2つを一番最初に徹底しておくと、会話をすることが苦手であまり好きではない人、というイメージが完全につきます。
そうすれば無理に話しかけてくる人はいないでしょう。
これを最初はもちろんの事、2回目3回目と続けていれば、会話が苦手というイメージ作りにも自信がついてくるかと思います。
会話上手になる
これはもう自分自身を完全に変えて受け入れる気持ちを持たないといけないのだが、それにより新しい自分を発見できる可能性があるので、よほどポジティブな人にはトライをしてほしい。
会話上手になるためのノウハウが書かれた書籍はたくさん出ているので、ここでは特に紹介しませんが、とりあえず本屋に行って勉強笑!
まとめ
基本的には他人(美容師さん)を変えることは難しいので、自分が変わるしかない、という事です。美容師さんとの会話を楽しめるようになるのが一番ですが、時間の使い方や価値観は人それぞれなので、自分の時間を大切に使いたいですよね。
私も早く自分に合った会話回避の方法を見つけて自分らしくリラックスした気持ちで美容院に行きたいものです。
コメントを残す