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最近、読書量の増加に比例して、ほとんど紙の状態では本を読まなくなってきました。やはり便利なのでスマホかタブレットで読むことが多いです。

で、Kindleで売られている本ならいいんだけど、実際には電子化されない本も、電子書籍時代よりだいぶ前の本も、読みたいものの中には少なからずあります。なので必然的に自炊(紙の書籍をスキャンして電子化する)を多用することになるんだけど……

微妙に困るのがファイルの管理と既読位置の同期。優秀なPDF表示アプリは多数あるけど、どうしても1つの端末で完結しちゃうユースケースで作りこんだものが多くて、出先ではスマホで読んで、家ではタブレットで続きを、もしくはPC画面で……というのを手軽にしようと思うと、なかなかスマートにいかない。

で。

そんな私に Google Play Books 。

まずファイル管理は当然クラウド。なんと100MB以下のドキュメントが1000件アップロードできます。フルに使うと Google Drive と別枠で10GBぐらい上げられることになるんだけど大丈夫なんでしょうか……使わないけど。

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アップロードはめっちゃ簡単で、 https://play.google.com/books/uploads ここのアップロードボタンで出たUIにPDFをドロップするだけ。

これで、Google Play Books アプリが入っている端末全部で、モバイル回線では必要なページだけ読み込みながら、Wifi下では全ページを一気にダウンロードしながら、好きな時に読み進めることができるようになります。もちろん既読ページの同期も快適に動作します。

KindleとかHuluとかでは当たり前っちゃ当たり前の事なんだけど、やっぱ自前のPDFで出来るのはうれしい!

というわけで。最近は毎日何らかの本を読んでます。


ただ、 Google Play Books アプリの使い勝手自体は微妙です。具体的には右綴じの操作でしかページ送りできない、「ズームの保存」を毎回オンにしないと拡大したまま読めない、ズームの挙動が大雑把……あたりがちょっと。

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自分はこのようにPDFの上側だけを文字ギリギリまでトリミングしてからアップロードしてます。この状態で読めるならそのままでOK

Kindleみたいに前のページに戻るとページレイアウト変わっていて何がなんだかわからなくなるみたいな事がないのうれしいw

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読めないならズームします。これで一度左端までスクロールしたあと、右に戻ってさらにスライドすると次のページ……と若干煩雑なページめくりに。上の余白を切り落としたのはこの状態で活きてくるんですが、説明がめんどいので省略。

これでも個人的には紙の本よりは楽かな。

なんか馴染んできたので電子書籍自体もココで買えばいいのではみたいな機運になってますw


というわけで。いま自炊運用というともうワークフローとかユースケースが完成してしまっている人が多いと思うけど…… Google Play Books はもしまだなら試してみる価値はあると思います。

オススメオススメ。