こんばんは!ゴールデンウィークに入ったのでじっくりと手先でも動かしてみようと思った不器用ひとり情シスの暗黒卿ことケンナカムラ (@sys_nakamura) です。本当に不器用すぎて裁縫が全くできないので服が破けるとかなり困ります。そんな感じで生きかたも手先も不器用ですから少しくらい器用になれないもんかと再びレジンに挑戦してみました。
前回のレジン記事
さて、今回もダイソーではないのですが近所の100均で揃えた道具だけで「私だけの宇宙」を宇宙塗りで表現してみました。この記事では宇宙塗りレジンの手順を紹介したいと思います。
100均で購入した道具
宇宙塗りに挑戦するために購入した100均アイテムの紹介です。一部使わなかったものや前回の記事で購入したアイテムも使っていますが主要アイテムは以下。
購入したもの一覧
- UV レジン液 (ハードタイプ)
- レジン皿 (2 枚入り)
- スパンコール入りマニキュア (黒)
- スパンコール入りマニキュア (コバルトブルー)
- グラデーションネイル用マニキュア (ラメ)
- ネイルアート用筆 (アンギュラー) →未使用
合計 648 円なり! 結局ネイルアート用筆は使いませんでしたが、この細い筆があれば普通にピーコックネイルとか作れちゃいそうですね。 100 円で買えるとは。。 100均恐るべしです。。。
宇宙塗りレジンの作り方
では早速宇宙塗りネイルの作り方について解説していきたいと思います。今回紹介する手順でマニキュアを塗る配置はあくまでも目安です。基本的にタイダイの技法を応用しているデザインにはこれといった正解はありませんので、「自分だけの宇宙」を自由に表現することをイメージしながら塗ってみるといいんじゃないかなと思います。
完成はこんな感じ
今回の手順でレジンを塗っていくと最終的にはこんな感じに仕上がります。(まだまだ下手っぴですが。。) 一層目は何色か使いますが決して複雑な工程はなくて簡単な技法なので、ぜひ頑張ってチャレンジしてみてください!
一層目
今回の手順はほとんど一層目でやることやってしまいます。二層目は膨らみを出すためにレジンを重ねるだけです。さっそく一層目の手順から解説をしていきます。
1. ラメ入り黒マニキュアでベースを塗る
最初にラメが入った黒いマニキュアでベースを塗っていきます。このマニキュアは今回100均で購入したものではなく、元々レジン作りのために持っていたものですが 100 円ショップで売っている適当なラメ入り黒マニキュアです。
まずは筆は使わずにボトルから画像くらいの量を直接レジン皿に落とします。
爪楊枝でレジン皿に伸ばしていきます。その際は以下の画像のように他のマニキュアを落とすスペースを少し空けておきます。
2. スパン入りマニキュア (コバルトブルー) を塗る
ラメ入り黒マニキュアを爪楊枝で伸ばし終えたら空いているスペースにスパンコール入りマニキュア (コバルトブルー) を落として塗っていきます。
スパンコール入りマニキュアは少し色が薄いのでたっぷり落として爪楊枝で伸ばしていきます。黒とコバルトブルーの境界線部分は爪楊枝で細くジグザグすると境界線がボケていい感じになります。下の写真でもそうしていますがまだ落とす色が他にあるので、右下にスペースを少し空けておきました。
こんな風に少し何も塗っていないスペースをこの時点ではまだ空けてあります。
3. スパン入りマニキュア (黒) を塗る
次にスパンコール入りマニキュア (黒) を塗っていきます。
残りの空きスペースを全てこのマニキュアで埋める感じで塗っていきます。さらにベースで塗ったラメ入り黒マニキュアの上にけっこう被っても全く問題ありません。
こんな風にまだらな感じでレジン皿の表面が全てマニキュアで埋まるように塗ります。
お好みですが、私はここで爪楊枝を使い少し全体の色を混ぜてなじませました。
4. ラメマニキュアを塗る
次にグラデーションネイル用のラメマニキュア (シルバー) を塗ります。
ラメのマニキュアはかなり発色がいいのであまり落としすぎると全体が銀色になってしまうので、優しい感じで落としていくようにします。
爪楊枝で馴染ませてラメの銀色が全体に浸透するようにバラつかせます。
大体こんな感じになるまで爪楊枝でかき混ぜ馴染ませました。
5. ラメ入り黒マニキュアで黒い部分を足す
この工程はあってもなくてもいいと思います。私はここまでの工程で少しコバルトブルー感と銀のラメ感が強い気がしたので黒を足してみることにしました。
ラメ入り黒マニキュアで線を引くような感じでランダムに軽く表面を塗っていきます。
6. マニキュアを乾かします
この後はレジン液を落とすことになりますが、マニキュアが乾かない状態だとこれまで塗った部分が崩れてしまうのでマニキュアを乾かします。私は大体 20 分くらい放置しておきました。
7. レジン液を塗る
マニキュアが大雑把に乾いたのを見計らってレジン液を落として塗っていきます。
レジン液はまんべんなく塗れるようにたっぷりとレジン皿へと落としていきます。
落としたレジンは凹凸ができないように爪楊枝でまんべんなく伸ばしていきます。平たいところに皿をおいて放置していればセルフレベリング (勝手に平らな状態になる) するので、そこまで超細かく平たさを意識する必要はありません。
8. ネイルパーツをピンセットで配置する
パーツを置くか置かないかはお好みですが私は置きました。パーツを封入したい場合にはこのタイミングでレジンの上にのせます。今回のこの100均でこないだ購入したネイルパーツをピンセットで配置しました。
パーツを好きな場所にピンセットでのせていきます。
のせ終えたらセルフレベリングを待つために少し放置します。 (2 分くらい)
9. UV ランプで 5 分くらい硬化する
ここまで出来たらレジン皿を UV ランプの中に入れて大体 5 分くらい硬化します。
ちなみに私が使っている UV ランプはこれです。
以上の手順で一層目の作業は完了です。もうほとんどこれで終わりです。あとはもう少し表面をモコっとフワッとさせるために二層目をレジン液で作ります。
二層目
二層目の作業はレジン液を表面にたっぷり塗って硬化するだけです。こうすることで表面が皿よりもモコっと膨らみ立体感をだすことができます。
1. レジン液を表面にたっぷり落とす
硬化した一層目の上にレジン液をたっぷり落とします。全体に浸透する量を大胆に落としちゃってください。
2. レジン液を爪楊枝で全体にまんべんなく伸ばす
表面にたっぷりレジン液を落としたら爪楊枝で全体に浸透するように細かく伸ばしていきます。
3. ライターの火をレジン液に少しだけ近づけて熱する
火の取り扱いにはくれぐれもお気をつけください。全体にまんべんなくレジン液を浸透させたら少し離れた位置からライターでレジン液表面を熱します。そうすると液がよく伸びて最終的な硬化後の気泡ができにくい状態になります。
2 分くらい放置してから UV ランプで 5 分くらい最終硬化
レジン液を少し熱した後は 2 分くらい放置してセルフレベリングを待ちます。その後に UV ランプの中に投入し大体 5 分くらい硬化すれば完成です。
完成した宇宙塗りレジン
そしてこれが今回の作業によって完成した作品です。
表面を横から撮影するとフワッとモコっと立体的に作れています。これは二層目のレジン液での硬化によるものです。
まとめ
宇宙塗りは完成品を見た感じはなにやら難しい手順を要するのかなと思いますが、実際にやってみるとけっこうゴマカシがきいてしまう技法なので初めてでも宇宙っぽいレジンができちゃうのではないかと思います。レジンをやっていると、あっという間に時間が過ぎて心が洗われる感じがするので興味がある方はぜひトライしてみてください。材料も 100 円ショップで全て揃うのでコストもかかりません!
ちなみに私がレジンアートをすすめたプロのネイルテクニシャンもとうとうレジンで作品を作ってみたようなので記事のリンクを貼っておきますね!
また気が向いたら何か作ってみようと思います!それでは!
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