防衛相 北朝鮮ミサイル「成功せず」も監視に万全
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中谷防衛大臣は防衛省で記者団に対し、北朝鮮が28日行った新型の中距離弾道ミサイル「ムスダン」とみられるミサイルの発射は「成功しなかった」という認識を示したうえで、さらなる挑発行動に備え、情報収集や警戒監視に万全を期す考えを示しました。
この中で、中谷防衛大臣は、「北朝鮮は、おとといの早朝と夕刻に、新型の中距離弾道ミサイル『ムスダン』と推定される弾道ミサイル2発を発射したものの、成功しなかったと認識している。わが国の安全保障に直ちに影響を与えるような事象は承知していないが、重大な挑発行為で強く北朝鮮を非難したい」と述べました。
そのうえで、中谷大臣は「北朝鮮は来月6日に労働党大会を控えており、さらなる挑発行動に出る可能性も否定できないので、引き続きアメリカや韓国とよく調整して、いかなる事態にも対応できるよう、緊張感を持って情報収集や警戒監視に万全を期したい」と述べました。
そのうえで、中谷大臣は「北朝鮮は来月6日に労働党大会を控えており、さらなる挑発行動に出る可能性も否定できないので、引き続きアメリカや韓国とよく調整して、いかなる事態にも対応できるよう、緊張感を持って情報収集や警戒監視に万全を期したい」と述べました。