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かんそうブログ

感想と悪口を書くかんそうブログ。札幌

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野球風恋愛シュミレーションゲームPS4『実況パワフルプロ野球2016』感想

ゲーム

最近はPS4の『実況パワフルプロ野球2016』をプレイしています。

これがまた例に漏れず野球風恋愛シュミレーションゲームの最高峰と言ってもなんら過言ではないクオリティに仕上がっていました。

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いくつかあるサクセスストーリーの中でも特にファンキーなのが『独立リーグ アマゾネス編』

実力も人気もない主人公(近藤)が婚約者・十六夜 瑠菜(いざよい るな)に「1年以内にプロになれたら結婚する」という条件を告げられ恋愛と野球、2つの夢を叶えるために奮闘するというストーリーです。

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このちょっと高飛車な美少女・十六夜瑠菜と結婚するというのがこの「アマゾネス編」の最終目標。野球の腕も磨きつつ、瑠菜のご機嫌もとってどんどん好感度を上げていくという流れ。なのですが、必ずしも瑠菜と結婚しなければならない、というわけではありません。このパワプロは御存知の通り、いちご100%もニセコイ!も霞むほど、この何の取り柄もない主人公・近藤に美少女たちが群がってくるのです。

f:id:ikdhkr:20160430165244j:plainイマドキ女子の新人、佐菜 あゆみ(さな あゆみ)※一番右側

f:id:ikdhkr:20160430164833j:plainツンデレマネージャー、山咲 花子(やまざき はなこ)

f:id:ikdhkr:20160430165216j:plain不思議系美少女、大谷 美衣(おおたに みい)

…その他登場する殆どの女性キャラクターが主人公・近藤のことを好きになるのです。こうなればもはや、やりたい放題、選びたい放題。自分に気があるのがわかってるにも関わらずこんな「クズ発言」することも可能です。

スポーツショップでの一幕。

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山咲「あのさ、近藤(主人公)、いちおう言ってくけどさ。

近藤「え? あ、はい。」

山咲「アタシ、別にアンタの追っかけやってるわけじゃないからね。」

近藤「オレが「追っかけ」です。追っかけやってるのは、オレの方です。」

山咲「え?」

近藤「おかしいと思いません?偶然だとしても多すぎるでしょ?」

山咲「え?え?」

山咲「…」

近藤「…」

山咲「ということは、近藤って…」

近藤「…って、またひっかかった。」

山咲「え?」

近藤「前と同じパターンですよ?ホント、こういうのに弱いですね?」

山咲「…」

近藤「(かわいいとこあるんだな)すみません、おちょくっちゃって。じゃ、また。」

山咲「…」

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山咲「おちょくられちゃった〜。」

カ、カカカカカカカカカカァ〜〜〜〜!!!!

 

と、取り乱して申し訳ありません。そう、彼こそがキングオブクズ・近藤。しかし、所詮この山咲花子はもし近藤が瑠菜にフラれた時のための単なる「キープ」にすぎないのです。

それだけではありません。瑠菜を本命、花子をキープに据え置いておきながら、近藤の暴走はとどまることを知らず、

f:id:ikdhkr:20160430171332j:plain入団当時から近藤に惚れている佐菜と練習をサボって二人きりでカラオケに行ったり、

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f:id:ikdhkr:20160430171532j:plain練習中にも関わらずファンの美衣にマッサージを強要するなど、もうただのヤーリーチーンなのです。

 

しかし、そんな彼に天罰が下ります。

練習もロクにしてない近藤が、活躍できる選手になれる筈もなく、結局近藤がプロからスカウトされることはありませんでした。

チームから戦力外通告を告げられ、婚約は解消、彼は野球の道を諦めることに。残された彼のロッカーには黒光りしたバットと、破れたグローブだけが置かれていました。 彼が守備職人だったのは夜だけだったようです。