柔道・男子100キロ超級 五輪代表は原沢

柔道・男子100キロ超級 五輪代表は原沢
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体重無差別で柔道日本一を決める全日本選手権は、王子谷剛志選手が2年ぶり2回目の優勝を果たしました。リオデジャネイロオリンピック、男子100キロを超えるクラスの代表には原沢久喜選手が選ばれました。
大会は男子100キロを超えるクラスのオリンピック代表最終選考会を兼ねて東京の日本武道館で開かれ、全国の予選を突破した選手など42人が出場しました。
代表争いをリードしてきた原沢選手と、追う立場だった七戸龍選手は共に準決勝で姿を消し、決勝は七戸選手に一本勝ちした2年前の王者、王子谷選手と、原沢選手を判定で破ったロンドンオリンピック代表の上川大樹選手が対戦しました。
試合は、王子谷選手が攻め続けて開始1分すぎに大外刈りで「技あり」を奪い、さらに4分30秒すぎに支え釣り込み足で「技あり」を取って合わせ技で一本勝ちし、2年ぶり2回目の優勝を果たしました。
全日本柔道連盟は大会後に強化委員会を開き、男子100キロを超えるクラスのオリンピック代表に原沢選手を選びました。
23歳の原沢選手は、おととしから国際大会で勝ち続け七戸選手にも過去4戦全勝していることが評価され、初めてのオリンピック代表をつかみました。
これで、柔道の日本代表は男女合わせて14人が出揃いました。