「TPP承認 秋に結論か」 衆院議長が米下院議長に伝える
アメリカを訪れている大島衆議院議長は、ライアン下院議長と会談し、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の承認を求める議案について、「秋の国会で結論を出すようになるのではないか」と伝えました。
大島衆議院議長は、ことし9月に日本で開かれるG7=主要7か国の下院議長会議への出席を要請するため、29日、ワシントンで共和党のライアン下院議長と会談しました。
このあとの記者会見で大島議長は、会談でTPPの承認を求める議案について意見を交わし、「日本では立法府として今の通常国会で結論は出せないが、たぶん秋の国会で結論を出すようになるのではないか」と伝えたことを明らかにしました。これに対してライアン議長は、アメリカ側の審議の見通しについては明確に示さなかったということです。
また、会談ではことし11月のアメリカ大統領選挙を巡っても意見が交わされ、ライアン議長は誰が大統領に選ばれても、日米同盟を重視していく姿勢を強調したということです。
大島議長はこのほか、与党、民主党のペロシ下院院内総務とも会談し、8年前、下院議長だったペロシ氏が広島市を訪問したのに続いて、今月、ケリー国務長官が現職の閣僚として初めて広島市の平和公園を訪れたことに感謝の意を伝えました。
このあとの記者会見で大島議長は、会談でTPPの承認を求める議案について意見を交わし、「日本では立法府として今の通常国会で結論は出せないが、たぶん秋の国会で結論を出すようになるのではないか」と伝えたことを明らかにしました。これに対してライアン議長は、アメリカ側の審議の見通しについては明確に示さなかったということです。
また、会談ではことし11月のアメリカ大統領選挙を巡っても意見が交わされ、ライアン議長は誰が大統領に選ばれても、日米同盟を重視していく姿勢を強調したということです。
大島議長はこのほか、与党、民主党のペロシ下院院内総務とも会談し、8年前、下院議長だったペロシ氏が広島市を訪問したのに続いて、今月、ケリー国務長官が現職の閣僚として初めて広島市の平和公園を訪れたことに感謝の意を伝えました。