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【格闘技】

東大中退、元自衛官有川が新王者

2016年4月29日 紙面から

日本ウエルター級タイトルを獲得した有川=後楽園ホールで(藤本敏和撮影)

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 日本ウエルター級タイトルマッチが28日、東京・後楽園ホールで行われ東大中退、元自衛隊員という異色のボクサー、同級1位の有川稔男(31)=川島=が王者の新藤寛之(29)=宮田=に10回1分46秒TKOで勝ち、新王者となった。試合開始から1分足らずでダウンを奪うなど攻めまくり、最終回に強烈な左フックが決まったところで相手陣営がタオルを投入した。

 新王者は「気分はかなりいいです。骨折しないという目標も立てたんですが、7回ぐらいに右(中手骨)を骨折してしまって」と笑って右手をさすった。13勝11KO(4敗)の強打の裏返しか骨折は4度目という。

 WBC世界スーパーフライ級を6度防衛した名王者・川島淳志会長(46)がジムを開いて16年目での初王者。会長は「ありがとうと言いたい。ただ、こいつはまだ伸びると思います」と目尻を下げた。  (藤本敏和)

有川 稔男 TKO 新藤 寛之

(川 島) 10回1 (宮 田)

66・5キロ  分46秒 66・4キロ 

(有川は新王者)

 

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