カニ 熊 マグネット | 【松島お土産.com】松島・宮城・東北のご当地お土産販売
悪夢に出てきそう
『カニ 熊 マグネット』
冒頭で紹介した商品名は、あまりにも直球過ぎました。カニで熊なマグネットです。冷蔵庫とか磁石のくっつく場所にへばりついてくれます。ますます不気味。
松島のご当地アイテムなどをネット販売するサイトで取り扱っている商品です。ここに耳より(?)な情報が。
あの有名なメロン熊を作った会社の新商品です。
なんと、あの一世を風靡したメロン熊様を作った会社が制作していたのですね。
メロン熊を作ったワカサ観光物産
メロン熊
北海道夕張市の北海道物産センター夕張店のマスコットキャラクター。頭がメロンになったクマの姿をしている。
(中略)
着ぐるみは当初、多少かわいくデフォルメされた「マイルドなメロン熊」のみだったが、後にリアルにヒグマを再現した「凶暴化したメロン熊」も登場。
う~ん、何度見ても恐ろしい造形ですね。制作会社はワカサ観光物産。コワカワイイという新たなジャンルを切り開いて、世間一般への認知度をここまで高めた功績は大きいと言えましょう。
メロン熊を巡る裁判
夕張の救世主は救われた。〜「melonkuma」商標権侵害訴訟 - 企業法務戦士の雑感
こちらのサイトに詳しいのですが、端的に書きますと
- 原告:株式会社Ring International
- 被告:有限会社ワカサ観光物産
- 原告はmelonkuma商標を使用していると主張、遅延損害金支払い請求
- 「melonkuma」「メロン熊」称呼類似だけに裁判所判断が注目
- 結果:被告がメロン熊を生み出し、有名にした努力が認められる
このような裁判が起きていたのです。
※リンク先ではつぶさに事のあらましを記載していますので、詳細が知りたい方はそちらで。
「meronkuma」という商標登録を先に済ませていた会社が、有名になったメロン熊に対し裁判を起こして損害金の支払いを請求したが、筋が通らずに認められなかったとうことですね。さもありなん。
確かに言葉だけでは先だったかもしれませんが、メロンと熊を掛け合わせた恐怖のキャラクターを誰が想起できましょうか(笑)あれはキャラクター制作を手掛けた生みの親の功績があって成り立ったものであるし、道理ですよね。
「メロン熊」で登録する際はもちろん、先にそのような商標がないかどうかの精査があるのでしょうけど、まさか「meronkuma」で火の粉が飛んでくるとは、流石のメロン熊君でも想像できなかったに違いありません。
何はともあれ、お疲れ様でしたという感じ。