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【芸能・社会】

小室が救う、肝炎対策大使に任命 応援ソングつくる

2016年4月29日 紙面から

厚労省で行われた肝炎予防の啓発イベントに参加した(左から)石田純一、杉良太郎、小室哲哉、上原多香子=東京・霞が関で(稲岡悟撮影)

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 ミュージシャンの小室哲哉(57)が、厚生労働省の肝炎総合対策推進国民運動事業「知って、肝炎プロジェクト」の肝炎対策大使に任命され、28日に東京・霞が関の同省で開かれた就任式に出席。特別参与を務める俳優で歌手の杉良太郎(71)から委嘱状を授与された。

 小室自身も2012年10月にC型肝炎を発症し、投与されたインターフェロンの副作用に苦しんだ。現在は完治しているが、定期検査は続けている。昨年12月、杉が発案・企画したNHKBSの番組「幸せ調査隊」に出演したことがきっかけで、杉が積極的に取り組む肝炎に関する活動に興味を持ったという。

 同プロジェクトには多数の芸能人やアスリートがスペシャルサポーターを務めており、この日はその中からタレント石田純一(62)と、SPEEDの上原多香子(33)が駆けつけた。

 先月28日、歩行中に足首をひねり、右足関節骨折のけがをした小室は松葉づえをついて登場。「こんな時期に骨折して申し訳ありません」と謝罪した上で「光栄であるとともに、必ずお役に立てる気がしています。いろんなことで協力させていただきたい」と抱負を語った。

 杉から「本人が(肝炎を)経験していらっしゃるので説得力がある。ぜひ日本全国に行っていただきたい。小室さん、分かっていますね? 1日も早く足を治して」とプレッシャーをかけられると、「はい!」と背筋を伸ばしながら苦笑いしていた。

 また、小室はプロジェクトのテーマソングも制作することが決定。杉が「サポーターにワンフレーズずつ歌ってほしい。外国でも歌える歌にしたい」と提案すると、石田も「『ウィ・アー・ザ・ワールド』みたいな感じがいい」と同調。小室は「そのテイストをいただいて考えます。いろんな言語で歌っていただければ」とうなずいた。

 実現すればEXILEやAKB48、山本譲二(66)、w−inds.、貴乃花親方(43)、プロボクサーの内山高志(36)、俳優の的場浩司(47)ら超豪華メンバーによる声のメドレーが完成しそうだ。

 

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