岩瀬が、内山が…　それぞれの眠れぬ夜

☆…勝負の世界で頂点に立ち続けることの難しさを、痛感させられた夜でした。ボクシングのスーパーフェザー級タイトルマッチで王者・内山が、まさかの２回ＴＫＯ負け。２００５年のプロデビュー以来無敗を誇り、６年以上王座に君臨してきたスーパー王者。誰もが具志堅用高の日本人最多防衛記録１３に王手をかける１２度目の防衛を信じていただけに、まさかのベルト消失となりました。

☆…横浜では岩瀬がマウンドに沈みました。４点のビハインドが７回の４連打で１点差に。連日の逆転ムードが膨らんだところで登板しながら、１死を取っただけで３失点。２３日の悪夢の逆転被弾から２戦連続の救援失敗。チームのピンチを救い、日本プロ野球最多の４０２セーブを積み上げてきた左腕が今、自身最大の窮地に立たされています。内山３６歳。岩瀬４１歳。２人は何を考え、眠れぬ夜を過ごしたのか…。岩瀬は１面、内山は６面で詳しく伝えています。（誠）