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【編集日誌】

本塁打は何よりの薬だ

2016年4月29日

 ☆…横浜スタジアムの両翼は94メートルです。ナゴヤドームと比べると、フェンスの高さは20センチ高い5メートルなのですが、両翼は6メートル短く、リーグで最も本塁と左翼フェンスまでの距離が近い球場です。そこに周平の打球は飛びました。ナゴヤなら入っていないかもしれません。しかし、ここ5試合で1割6分7厘と当たっていない周平にとっては何よりの薬。体が開かなければ少なくとも強い打球が飛ぶことは再認識できたはずだと井上一樹さんも話しています。打てない時の心の持ちようも、折れたバットの本数も、昨年とは大きく変わったようです。

 ☆…だれもがタイトルを欲しがる日本最古の民間トーナメント、中日クラウンズが始まりました。ほぼ無風、小雨が和合の高速グリーンを柔らかくした結果、好成績が続出しました。単独首位は父とワゴン車に寝泊まりしながら転戦する21歳の稲森佑貴。昨年のドライバー平均飛距離は260ヤードと女子の渡辺彩香に負けそうですが、その分正確なフェアウエーヒットが持ち味です。イケメン小平智、イメチェンした池田勇太が追い、ジャンボ尾崎はエージシュートに1打及びませんでした。73歳7カ月の青木功はツアー最年長出場記録を更新しました。話題満載です。(郎)

 

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