鈴木基顕
2016年4月30日03時00分
上田市の戦没画学生慰霊美術館「無言館」(窪島誠一郎館主)で29日、第14回「無言館」成人式があり、全国から25人の新成人が参加、メインゲストで女優の樹木希林さんがひとり一人に自筆の手紙を手渡した。また、全盲のイラストレーターのエム・ナマエさんらが参加者らを励まし、二十歳の門出を祝った。
樹木さんは新成人らを前に「私は73歳ですけど、それでも戦争を体験していない。(記憶が)薄れるとまた戦争をやってもいいんじゃないかという人が増えてくるのでは」とし、「国に対する(必要な)疑いは持っていた方がいいと思う。(それが戦争の)足止めになるのではないか」と語った。
埼玉県戸田市の大学3年生勝田ゆり乃さん(20)は「(戦没画学生は)もっとやりたいことがあったろうに無念だったと思う」。また「大きな力、流れに身を任せるだけでなく、自分でその都度考えて生きていきたい」と話した。(鈴木基顕)
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