国家公務員 女性の採用割合 過去最高34.5%に

国家公務員 女性の採用割合 過去最高34.5%に
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今月1日付けで採用された国家公務員のうち、女性は2427人で、女性の占める割合は34.5%に上り、記録のある昭和38年度以降で最も高くなりました。
内閣人事局によりますと、今月1日付けで採用された国家公務員7036人のうち、女性は2427人で、女性の占める割合は昨年度より3ポイント高い34.5%となりました。これは記録のある昭和38年度以降、最も高い比率で、30%を超えるのは2年連続です。
このうち、政策の企画・立案を担う「総合職」で採用された職員で、女性は昨年度より6人少ない221人で、女性の占める割合は0.8ポイント下がって33.5%でした。
一方、「一般職」で採用された女性は昨年度より253人多い1265人で、その割合は36%、「専門職」の女性は163人増えて941人で32.9%となり、いずれも3ポイント以上、昨年度を上回りました。
政府は女性の国家公務員の採用を30%以上とすることを目標に掲げていて、内閣人事局は「キャリア形成の支援やワークライフバランスの推進など、女性が働きやすい環境の整備を進めたい」としています。