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王者バルガス、薬物検査で陽性“ボンバーレフト”三浦からベルト奪取
昨年11月のWBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチでフランシスコ・バルガスの右を顔面に受ける三浦(AP)
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ボクシングの前WBC世界スーパーフェザー級王者・三浦隆司(帝拳)から昨年11月に王座を奪った現王者フランシスコ・バルガス(メキシコ)が、ドーピング検査で禁止薬物のクレンブテロールに陽性反応を示したことが分かった。米スポーツ専門局ESPNが28日(日本時間29日)に報じた。
バルガスは6月4日にオルランド・サリド(メキシコ)との防衛戦(米カリフォルニア州カーソン)を控えており、試合に備えて今月21日に米ラスベガスの検査機関が実施した薬物検査で筋肉増強や減量効果のあるクレンブテロールに陽性反応を示した。
バルガスをプロモートするゴールデンボーイ・プロモーションは事実を認める声明を発表したが、バルガスはメキシコ国内で食べた肉にクレンブテロールが含まれていたのではないかと主張。防衛戦実施へ向けて今後いかなる検査にも協力する姿勢を示した。
クレンブテロールには3月にもWBA世界ヘビー級王者ルーカス・ブラウン(オーストラリア)が薬物検査で陽性反応を示した。WBAは別の検体の検査結果を受けて判断するとしているが、ブラウンは王座剥奪の危機に直面している。バルガスにも同様の可能性が浮上しており、その場合はWBC同級1位にランクされる三浦が王座決定戦に出場するなどの措置も考えられる。
[ 2016年4月29日 12:02 ]
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