産経ニュース

【舛添知事定例会見録・28日(1)】別荘問題に「人間ですから気分転換したり、体調を整えるのは都知事の大きな責務」

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【舛添知事定例会見録・28日(1)】
別荘問題に「人間ですから気分転換したり、体調を整えるのは都知事の大きな責務」

舛添要一都知事は会見で「週末に場所と雰囲気を変えることで、すばらしい発想が生まれることがある」などと語った=28日午後、東京都新宿区の東京都庁(荻窪佳撮影) 舛添要一都知事は会見で「週末に場所と雰囲気を変えることで、すばらしい発想が生まれることがある」などと語った=28日午後、東京都新宿区の東京都庁(荻窪佳撮影)

 「だから、例外的に、日曜日は向こうにいることもありますが、基本的には土曜日の3時ぐらいに戻ってきて、24時間いないのです。特に体調ということと仕事をまとめるということで、仕事まとめは大体お昼ぐらいに終わりますから、1週間分。それで戻ってきている、こういうパターンでありますので、ぜひご理解をいただければと思っております」

 --湯河原に行く一番の理由は。

 「政治家というのは、トップリーダーです。先々のこと、大きなグランドデザインを描く作業があるのです。テレビの番組を作る場合も、週末、場所と雰囲気を変えてやることによって、視聴率の非常に低かった番組を高い番組に上げることができるという、すばらしい発想が生まれることもあるわけです。それからやはり空気の良いところで休むということも。都知事というのはしっかり健康を保って都民のため、私は365日24時間、公私の区別はなく全部、都民のために働いていると思っていますから。それは皆さん方も分かるように、朝から来て晩までやって、それからIOC関係の海外の方が来られても、どんなに疲れていても夜のおもてなしをしたりして、一生懸命働いていますので、そこはご理解いただければ」

 「ただ、やはり人間ですから、気分転換をしたり、特に先ほど申し上げた、皆さんご承知のように股関節の大手術をやっていますから、それはやはり体調を整えるというのは、私は都知事の大きな責務だと思って、そういうことも総合してということでご理解いただければと思っています」

 --世田谷までと湯河原までだと、かかる費用が違うが必要な経費と考えているか。

 「東京都知事はどんなところでも仕事をしたり、動くことは、それはニューヨーク、ワシントンもそうです、私は、必要な経費を使って都民のために大きな仕事をしてきたと思っています。それから、いろいろな現地視察をやります。多摩にも行きます。おそらく多摩に行ったときのガソリン代などということを考えたら、どちらがかかっているか分かりません。しかし、そういうことを、すべてはきちんと都民のためにこれだけの成果が上がったということで、ご評価いただきたいと思っております」

 --ルールにのっとれば、湯河原ではなくて、北海道でもいいことになる。今、議論しなければいけないのは、1年間にわたって毎週末に行っていたことについて、いかがなものなのかということが問われている。今後も全く変える必要はないと考えているか。

 「それは、先ほど言ったように体調を整えるとか、いろいろな目的があります。そういう目的が達せられれば、それは変えることはあり得るということなのですが…。ただ私はやはり、今、言ったような原則というか、これがありますよということを申し上げたいということだけで、あとは、例えば仕事のこと、これはもう今週は済みましたとか、それから特に体調をしっかり整えることがもう可能になりましたというようなことがあれば、それは十分変えることはあります」

関連ニュース

【舛添知事定例会見録・28日(2)】「この1年、へそから下しか入っていない」 公務があると会見打ち切り、湯河原へ出発した例も…

「ニュース」のランキング