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【舛添知事定例会見録・28日(1)】別荘問題に「人間ですから気分転換したり、体調を整えるのは都知事の大きな責務」

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【舛添知事定例会見録・28日(1)】
別荘問題に「人間ですから気分転換したり、体調を整えるのは都知事の大きな責務」

舛添要一都知事は会見で「週末に場所と雰囲気を変えることで、すばらしい発想が生まれることがある」などと語った=28日午後、東京都新宿区の東京都庁(荻窪佳撮影) 舛添要一都知事は会見で「週末に場所と雰囲気を変えることで、すばらしい発想が生まれることがある」などと語った=28日午後、東京都新宿区の東京都庁(荻窪佳撮影)

 「それから、今そういうご質問があったから言いますが、大体私のパターンは、昨日申し上げたように、書類をいっぱい持っていって、朝から晩まで仕事をして、1週間のまとめができませんから、それをやる。グランドデザインなどの構想もそこで考える。それで、大体、夕方着きます、日暮れぐらいに」

 「それともう一つ、昨日申し上げたのは、昨年の4月に大変大きな手術をしました。大手術をしたので、体調を早く整えないといけないので、体調を整えるという大きな要因もある。それで、大体、お昼ぐらいには、もう湯河原をたっています。だから、金曜日の夕方入って、土曜日の3時ぐらいには、世田谷の自宅に戻っています。世田谷の自宅に戻るのは、公務に行くわけではないですから、それは自分の足で行く」

 「それから、危機管理の面は、要するに、今、例えば直下型地震が起こる。それで、お互いの携帯が使えない、通信網が寸断されたと。そのときに、確実に連絡体制がとれるシステムを持っているのは、世田谷の事務所と湯河原の事務所です。ですから、先ほどの例で言うと、申し訳ないが、テレビ局がとってくれたお台場のホテルに泊まっていて、ホテルの回線が全部パンクしたときは通じないです。しかし、湯河原の方は、はるかに通じる。そういう危機管理体制はしっかりしております」

 「それから、高速道路が走っていますから、東京から湯河原に行くのに、渋滞とかあると、連休の渋滞とかは別ですが、普通は大体1時間半かかるか、かからないかぐらいです。私が申し上げたいのは、私がどこにいるかわかりません。今度、福島に行きます。そのときに起こるかもしれない。この前はアメリカにいたわけですから。だから、連絡体制をとっているということが一番大事だということで、東京都にいるか、周辺にいるか、どこにいるかというのは、実は危機管理上は、今言った設備がちゃんとされていれば問題なくて、これも、東京都は広いですから、ご承知のように。昨日申し上げた方は、奥多摩とか檜原に例えば私の家があったとします。遠いから、このあたりのアパートに住んでいて、しかし、やはり週末、自分のうちに帰る方がはるかに気分転換になる。もっと言うと、島嶼部も東京都ですから、三宅島とか八丈島とか。ただ、少なくとも時間、距離的にいうと、先ほど1時間半以内に来られるというのは早いです、湯河原の方が」

 「それから、私が何度も行こうと思って、天候不良で行けなかったのですが、時間的な理由とか、ヘリコプターの理由で。やはり奥多摩、檜原もヘリコプターで飛ぶ。急ぐときはあると思います。ヘリポートの場所ももちろんそばにちゃんとあって、グラウンドがあって、それは神奈川県警と東京都の警視庁がすべてシミュレーションをやって、遺漏ないようにやっているということですから、危機管理体制も問題ではありません」

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