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【舛添知事定例会見録・28日(1)】別荘問題に「人間ですから気分転換したり、体調を整えるのは都知事の大きな責務」

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【舛添知事定例会見録・28日(1)】
別荘問題に「人間ですから気分転換したり、体調を整えるのは都知事の大きな責務」

舛添要一都知事は会見で「週末に場所と雰囲気を変えることで、すばらしい発想が生まれることがある」などと語った=28日午後、東京都新宿区の東京都庁(荻窪佳撮影) 舛添要一都知事は会見で「週末に場所と雰囲気を変えることで、すばらしい発想が生まれることがある」などと語った=28日午後、東京都新宿区の東京都庁(荻窪佳撮影)

《4月28日午後3時から都庁会見室で》

【冒頭発言】

 「最初は福島訪問についてです。5月17日に訪問する福島県で、復興支援のために制作した映像を贈呈し、『CO2フリー水素』の活用などに向けた基本協定を締結しますので、お知らせします。映像はスポーツを通じて、元気を取り戻しつつある東北の姿を世界の方々に知っていただくことを目的に制作しました。地元の方の協力をいただき、万国旗を掲げる船団など、世界に向けた感謝の意と2020年大会への歓迎の気持ちを伝える映像となっています。これを今後は、リオ大会のときにはジャパンハウスでも放映して、国の内外に発信していきたいと思っています」

【質疑応答】

 --海外出張費が「高額すぎる」と指摘されている件で、他県の知事などからも驚きの声だったり、批判の声が出ているが、どう受け止めているか。

 「いろいろなご批判があるというのは、前も申し上げていまして、それは謙虚に聞いて、今、検討会を立ち上げて、どういう形で、この無駄を削減するかということ、必要なところはつけないといけないですから、これは今、検討会を開始したところですので、そういう批判も謙虚に受けとめたいと思っております」

 --知事ご自身が何か知事のお考えで削減を指示するとか、何かそういった考えは。

 「これまでも申し上げましたが、私が大臣のときも、知事のときも、『このホテルに泊まる』とか、『こうしなさい』と言うのではなくて、事務方がそういうロジをやって、私はどういう仕事をしてくるかというのを中心にやっていますから、そういうところまではしていなかったのですが、いろいろご批判がありますので、それは精査するということで」

 「ただ、一つ申し上げたいことは、例えば、飛行機の運賃にしても、ハイシーズンかどうかで全然違う。ロンドンでもニューヨークでもどこでもそうですが、都市の比較をしないと、例えばロンドンなどは随行の記者さんも『高いな』と言って、われわれも『高いな』と思って、それはホテル代だけではなくて、物価がとても高いのです。こういうのを比べないといけないし、例えば、明日からゴールデンウイーク(GW)に入りますが、国内でもGWに行くと高いです。だから、そういう条件も見て、こういう物価水準の町に行ったらこうだとか、たまたま行った時期が観光シーズンで、例えばヨーロッパだったり、アメリカだったら、復活祭の祭りにぶつかったとか、そういうことがあれば、そこはやはり運賃とかあれなので、単純な比較は、そういう条件があるということをまず一つ申し上げておきたいと思っています」

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