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舛添知事、公用車で別荘通い 年に48回「全く問題ない」
東京都の舛添要一知事が公用車を使い、ほぼ毎週末、温泉地として知られる神奈川県湯河原町の別荘に通っていたことが27日、分かった。舛添氏が報道陣の取材に明らかにした。舛添氏は「まったく問題ない」との認識を示し、今後も別荘通いを続ける考えを示した。
都によると、舛添氏は昨年4月1日~今月11日の約1年間に計48回、都心から約100キロ離れた湯河原町の別荘まで公用車に送迎させた。金曜の午後2~3時台に都庁を出発するケースが多く、20回に及ぶ。
別荘は、舛添氏の妻が代表を務める「舛添政治経済研究所」が所有。舛添氏は別荘は「事務所だ」と主張した上で、「このところ仕事が忙しかった。一番静かで仕事ができる場所なので、資料を読み込んで次の週の準備などをしていた」と説明。公用車の利用については「ルールに従ってやっており、問題はない」とし、「健康を保って、頭を整理して、都民のために働く態勢を整えるのも知事として重要な役割だ」と述べた。