－－東京２０２０エンブレムの最終候補作品が発表される。期待していることは。また、懸念していることはあるか。

　「心待ちにして、どのようなものかという期待感を持って見たいと思っています。確か４つか５つか、４つかな、とにかく複数発表されるということなので、しかも、これをなぜ発表するかというのは、広く国民の意見を聞きたいということなので、ぜひ、よく見られて、『これ、いいな』とか『これ、悪いな』とか、やっていただくのが最終的な結論に国民の声が反映されることだと思います」

　「唯一の心配は、同じものがまたどこかにあったということがないように、今回、（エンブレム委員会の）宮田（亮平）委員長が中心になって、相当皆さん頑張って、そういう懸念がないようにおやりになっていると思いますが、世界は広いですから。恐らく、商標登録は問題ないと思いますが、前回も著作権の問題がありましたから、ぜひ、そういう問題をクリアして、みんなが喜ぶものになってほしいと」

　「それで、早く使いたいです。使うことによって非常に大会の気運醸成になりますので、心待ちにしているというのが今の状況です」

　－－海外出張費の費用の件について、費用の設定や、利用施設の選び方などは、どのような規定に従って行われているのか。

　「基本的には、条例とか、さまざまなルールがあって、それにのっとってやっているはずです。はずでありますというのは、私がいちいちどのホテルを選べというようなことを言うわけではありませんので、そこは事務方にしっかり聞いていただければと思います」