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【舛添知事定例会見録】
米国出張の成果「ニューヨーク証券取引所で開会のベルを鳴らした」
「それで、ニューヨーク証券取引所で開会のベルを鳴らしました。あれはただ遊びでベルを鳴らしているわけではありません。そこに東京が招かれて、私が東京の代表としてその場でベルを押していいということは、ニューヨーク証券取引所というのは世界一ですから、これが東京の地位をきちんと認めてくれたということです。それで、アメリカ全部のニュースに流れるわけです。アメリカ人に会うと、『さっき、あなた、ベル鳴らしたそうだね』と、こう言ってくれるわけです。後ろに日の丸の国旗が掲げられます。全米に東京のプレゼンスをそこでぴっしりやるということは、先程来言っているように、シンガポールに負けているわけです。ニューヨークがそれを挽回していくきっかけになったので、長期的に見れば。例えばニューヨークについて言えば、そういうことがあると。ひとことでは言いきれませんが、私は十分な成果を上げたと思っています」
--海外出張費の件で、宿泊費の基準について見直すことを検討する予定はあるか。
「これも検討会議でどうするかというのは、今、全て検討させたいと思っております」
--今度の参院選で導入される合区に関連して、知事会側は、合区に反対する立場だが、都知事は。
「ワーキングチームで、確か中間報告を取りまとめるという話を聞いております。ただ、これはやはり、知事会には基本的に全部の知事さんに集まって、そこでじっくり、全部の知事で議論をすべきだと思います。あくまで、こういうたたき台だというのをワーキングチームで作っても、次の知事会できちんと議論をして、その場で案を見て、『私はこう思う』と、私も含めて各知事さんがおっしゃって、その上での話だと思いますので、今の段階で、まだ議論も全然していないので、今、判断を下すのは、少し時期尚早かなと思っています」
--海外出張の宿泊費の件で、日本共産党都議団の出した資料によると、スイートルームでの会見記録は、石原都知事の時代からない。スイートルームについて見直すべきなのではないか。また、検討チームが調査した結果などは、どういう形で都民に開示されるのか。