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【舛添知事定例会見録】
米国出張の成果「ニューヨーク証券取引所で開会のベルを鳴らした」
【質疑応答】
--アメリカ出張の際に、東京にもブロードウェーを作りたいと表明されたが、具体的な場所は。移転する築地市場の跡地がその候補となっているのか。また、アメリカ出張の際の知事の宿泊費と航空機代が公表された。宿泊費は1泊当たりおよそ15万円は、条例が定める額の約3.8倍にあたる。この額についてどう考えているか。
「まず後者の問題から先にお話をいたしますと、これはいろいろなご批判がありますので、検討チームも発足させて、今、一生懸命検討しているということでありまして、必要な経費については、これはきちんと使う。無駄なところは省いていく。その方針でやりたいと思っております」
「それから、ブロードウェーの話は、やはりロンドン、パリ、ニューヨーク、こういうところを見て回って、なぜ東京が今言った3つの街に負けているのかというと、やはり文化で相当負けています。ブロードウェーのにぎわい、これはやはり、ソフトも含めて、ものすごく遅れているなと深刻に感じました。パリを見ても、ロンドンを見てもそうなので」
「そうすると、こういうことがきちんとやれる、これはニューヨークでも、専門の方々ともお話ししても、やはりこういうものがないというのは、『東京は負けているね』ということなので、ぜひ、これは今後検討して、場所の選定、またどういう形でやるかも含めて、文化に関する有識者会議とか、いろいろな検討会議がありますから、こういうところで練って固めていきたいと思います。今、築地の話が出ましたが、築地ということで決めたとか、そういうことでは全くありません。いろいろな場所がありますから、今後の検討課題だとご理解いただければと思います」
--海外出張費の件で、都民感覚、自分の生活感覚と比べて理解しにくい部分がある。ホームページで成果を示しているが、今後、理解を得るための成果の出し方とか、伝え方で、何か具体的なアイデアがあるか。
「それは、随行なさった方は分かると思いますが、現場でちゃんと記者会見をして、どういう成果があったということを言っていますので、それは皆さん方もちゃんと伝えてくださっていると思いますし、また、ホームページを通じて申し上げたいと」