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【舛添知事定例会見録・28日(2)】
「この1年、へそから下しか入っていない」 公務があると会見打ち切り、湯河原へ出発した例も…
--自分で運転しているのか。
「自分では運転しません。秘書が運転します。運転は大好きなのですが、運転していて、こっちに責任がなくても、ぶつかったとかいうことになると、ご迷惑をおかけしますから。よほど緊急のときは別です。誰もいなくて、どうしても動かないといけないと。けれども、基本的に、家を一歩出た瞬間から、常に警護官、SPさんがついていますから、そういう状況です。
--これまでに、都幹部や都議会、知事の仲の良い方から、湯河原に公用車で行くことについて、「やめた方がいいのではないの」とか、そういうアドバイスや指摘を受けたことはないか。
「都議会の方とか、今言った都の幹部から聞いたことありません。知人、友人からも聞いたことはありません」
--湯河原の事務所が体調面でいいというのは、具体的に何がいいのか。
「あまりその具体的なことを言うと、あれなのですが…。実は人工関節に、いいですか、そういう話をしても、大丈夫? いや、あまり個人の健康、手術の後とかいうのはこういうところで言わないことに基本的にはなっているのですが。おっしゃるから一つだけ言いますと、人工関節ですから、これは人工関節を入れている方は分かりますが、東京の湯船、大体ユニットバスなのです。そうすると、入れないのです。つまり、関節を脱臼してもう一遍手術しないといけないので、おへそから下しか入れないのです。ということは、週に一遍ぐらいは足を伸ばすことを。リハビリをやったり、筋トレも頑張ってやっているのです。やっているのですが、やはりそういうことが回復を早くするということですから、たまたま湯河原のお風呂は足を伸ばせるのです、広いですから」
「一例を挙げると、そういうことなので。そういうことは、問われたから言うのですが、昨日そういうことを言いたくなかった。だから、体調管理というのは、実はそういうことでして。それで、そういうこともあるので、できればストレッチを含めてということで、おかげさまでちょうど1年たちましたが、定期的にお医者さんには診てもらっているのですけれど、順調な回復だということなので、万全の体でもって、リオで旗を受け取りたいと」
「私が一番、もちろん毎日の都政もそうなのですが、リオで五輪とパラリンピックの旗を向こうの首長さんから受け取ってこないといけないのです。やはりこれは次期開催地の知事として、首長として、絶対にしっかりやらないといけないので。ただ、手術後というのは、人によって2年、3年かからないと戻らない人がいたり、いろいろあるということで。何としてでも完璧にしたいという思いがありましたから、普通はそんなに頻繁に行かないのです。普通の風呂だと入れないということもあるので、そういう点を。あと細かい点は、ちょっとこういう会見の場で申し上げることではないのですが、あえてご質問があったので、それだけ1点ご説明して、あとは個人的に細かいのはあれですが、これはあまり会見の場にそぐわないと思いますので、またおっしゃっていただければ」