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【舛添知事定例会見録・28日(2)】「この1年、へそから下しか入っていない」 公務があると会見打ち切り、湯河原へ出発した例も…

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【舛添知事定例会見録・28日(2)】
「この1年、へそから下しか入っていない」 公務があると会見打ち切り、湯河原へ出発した例も…

定例会見に臨む東京都の舛添要一知事=28日午後、東京都庁(荻窪佳撮影) 定例会見に臨む東京都の舛添要一知事=28日午後、東京都庁(荻窪佳撮影)

 --湯河原に向けて、都庁を出発している時間が大体、金曜日の午後2時半前後に集中している。金曜日は記者会見がある。知事は会見でよく、「この後、公務が立て込んでおりますので」とか、「予定が詰まっておりますので」と言って、記者が手を挙げていても会見を打ち切っている。記録によると、9月25日は、会見を打ち切った8分後には公用車に乗り、湯河原に向かっている。予定が詰まっているという状況とは違うのではないか。

 「どういうあれをしたか分かりませんが、次の予定がありますからという形で言ったのだと思います。それで、あと、手がたくさん挙がっていたという、大体、今日もそうですが、大体皆さんの手が下がる段階で申し上げたと思っていますので、特別な矛盾はないと思います」

 「私は自分の感じでは24時間365日、都民のために働いていると思っていますから、自分の健康管理も含めてです。それから、先ほどのグランドデザインを考えるために資料を集めて読むとかいうことも含めて。ただ、相当、自宅でも事務所でも、夜帰っても、寝るまでは勉強を続けているので、そうすると、都庁にいる時間が短かったからどうだとかいうことはないと思っていますので、朝早くから仕事していることもありますし。それから、特に海外のお客さんが来たり、いろいろなイベントがあると、皆さんご承知のように、夜も働いていますから。ですから、全体を見て、仕事をちゃんとしているかどうかという、そういうご判断をしていただければと思っております」

 --五輪やパラリンピックの対応で忙しくなるということで、記者会見も週1回にした。湯河原への往復3時間を移動に費やすのならば、その間、何かできることがあるのではないか。

 「先ほど言ったように、公用車での移動は往路だけです、復路は違います。それはいいですね、帰りは違いますから。(公用車は)知事室なのです。それで、しょっちゅう電話のやりとり、そういうことをやっています。これはタクシーではできません。だから、その中で『緊急事態がある、どうだ』と、各局と連絡をとりながら来る。それはこの知事室にいても、各局からこういうことですよというのと全く支障はないので。ですから、まさに往路、公務が終わっても、その中で、これは仕事がちゃんとできている。私はやはりセキュリティーの問題もありますけれども、知事車というのは動く執務室であるという面も、これはご理解いただければと思っています。友達と乗っているわけではなくて、その中で、もうほとんど、電話連絡とか、いろいろな指示をしたりとかということをやっていますので、そこもご理解いただければありがたいと思います」

 --湯河原から自宅への移動は何を使っているのか。

 「私の車です」

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