AmazonのKindleや楽天の楽天koboなどの電子書籍のサービスが伸びている中で、使っている人は本当に増えてきているんでしょうか?
答えは、昨年に比べほとんど増えていません。
スマートフォンはもうほとんどの人が持っている現代です。
アプリ一つ入れれば電子書籍で読めるのに普及は進みません。
無料で読める本も多くあり、紙媒体よりも価格は安い。メリットばかり感じるけれども、本当のところはどうなんでしょうか。
自分も本は紙媒体で読むのですが、やはり外でも本を読みたいので電子書籍でスマホや電子書籍リーダーで読みたいと思うときもよくあります。
しかしメリットは多々ある中で、なぜ電子書籍で本を読む人が増えないのか考察しました。
電子書籍の普及率
このサイトのものを引用させていただきます。
電子書籍の利用状況
ご覧のように、昨年と変わらず横ばいの状況です。
本も増えて、使いやすくなっているはずなのに、なぜこのようになってしまうのでしょうか。
両方使っている人の利用状況
両方使っている人でも紙書籍が多い。
これは決定的に紙書籍の文化が根付いている証拠だと思います。
本には変わりないのに、紙か電子かでこんなにも違うんですね。
電子書籍のメリット・デメリット
- 少し安い
- 本棚の必要がない
- 書籍の持ち運びの必要はない。
- 文字の拡大、縮小が出来る。
- 暗い場所でも読める。
中でも特に本棚の必要がないのと持ち運びが楽なのはとてもグッドです。
僕も外で読みたいと思っても、バッグに入れたらかさばるし、荷物が多くなるので持って行きたくありません。
メリットは十分なのになぜ読まれないんでしょう。
デメリットを見ていきましょう。
- リーダーになる端末の値段が高い。
- 本独特の質感やページをめくる感覚がない。
- 貸し借りや売却ができない。
- 紙媒体に比べてまだ電子書籍化されているものが少ない。
このくらいでしょうか。
ネックなのはリーダーとなるものの値段が高いことでしょうか。
スマートフォンで読めるとしても、小さすぎて読みにくいですし。
やっぱり、本は紙で読むことが染み付いているので電子書籍の質感の無さが読みにくいところかもしれない。
考えらる理由
理由としては、子供の頃から本は紙で読んできたことが原因だと思います。
あとは、電子機器は苦手という人が多いんじゃないでしょうか。
電子書籍はなんか味気ないですよね。
でもこれから教科書などが電子化されてくることを考えると、
小説などの本も電子化が常識となってくるんじゃないでしょうか。
そして、紙というものは地球からなくなるかも。
紙の文化がなくなるのは、嫌な気はしますが、日本という小さな島国にどれだけ大量の紙があるのでしょうか。
そしてその紙がなくなったら、どれだけスペースができるのでしょうか。
便利になっていくはずの未来ですが、少し寂しい感じもしますね。
では、また。