中国海軍艦艇 与那国島沖の接続水域を航行

中国海軍の艦艇が23日、沖縄県の与那国島沖で領海のすぐ外側の接続水域を航行したのが確認されました。領海侵犯はありませんでした。
防衛省によりますと、23日午前4時ごろ中国海軍のフリゲート艦など艦艇3隻が、沖縄県の与那国島と西表島の間の接続水域を太平洋から東シナ海に向かって北上しているのを、海上自衛隊の艦艇と哨戒機が確認しました。
3隻はその後も北上を続け、およそ3時間半後の午前7時半ごろ与那国島の北の東シナ海で接続水域から出たということです。
中国海軍の艦艇が南西諸島の周辺で日本の接続水域を航行したのが確認されたのは、去年8月以来です。
3隻は今月7日に沖縄本島と宮古島の間を南下して太平洋に出たのが確認されていて、防衛省は航行の目的などを分析しています。