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妻マンションを自民支部事務所に、家賃支払い

10年間で計2000万円

 熊本地震で国の現地対策本部長だった松本文明副内閣相(67)=比例東京=が代表を務める自民党東京都第7選挙区支部が、松本氏の妻の所有する東京都中野区のマンションを事務所とし、約10年間で計約2000万円を家賃として妻に支払っていたことがわかった。松本氏の事務所は毎日新聞の取材に「相場の家賃を支払い賃借してきたので法律上の問題はない」とコメントした。だが、税金が原資の政党交付金が支部に交付されており、公金が身内に還流していた形で、誤解を招くとして事務所の移転なども検討するという。

     支部の事務所は築40年以上のマンションの一室で、松本氏の妻が2006年10月に購入し、支部が妻と事務所の賃貸契約を結んだ。12〜14年の支部の政治資金収支報告書によると、毎月19万1800円を家賃として妻に支払っていた。

     松本氏は熊本地震の現地対策本部長として熊本入りし、政府とのテレビ会議で自身らへの食料提供を要請し、批判を浴びた。【山崎征克】

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