こんばんは!世之介です。
以前、自転車で日本各地を旅行していたことがあったんですが、ある日、父に電話で
「頼むから普通の人生を送ってくれ」
って言われたことがあったんですね。
その言葉は今でもずっと頭の中に残っていて、ふとした時に思い出すことがあります。
普通の人生、ってなに?
普通の人生ってなんだろう?
一般企業に就職→結婚→出産→マイホーム
ぼくの父が言ってたのはこのことかな、と思います。父自身もこのような人生を歩んできた人なので。
でも、それをぼくや他の人にもあてはめるって、どうなんだろうって思うんです。
人って、それぞれに得意なこと、不得意なこと、興味のあることないこと、価値観・・・
いろんなことが違うじゃないですか。
父にとっては安定した給料、絵にかいたような幸せ(そうな)家庭、マイホームが父の価値観的に魅力と判断してそういう人生を歩んだかもしれません。
でも、ぼくにとっては安定した給料やマイホームってのはいまの時点ではまったく魅力を感じないんですよね。
だから、「普通の人生を生きてくれ」と言われてもまったくピンとこなかったし、むしろ苦しかった。
普通の人生なんか存在しない。100人いれば100通りの人生がある
そもそも「普通の人生」ってのは存在しないんですよ。ってか普通ってなんだよ!(あぁ!火がついてきたぞ笑)
日本でいえば1億人の人が住んでいるのに、なんで生き方はたった一つしかないの?おかしいでしょ?って話。
父のいってた「普通の人生」がその人の生き方に合ってることもあれば、自分で会社を作る生き方もある。日本各地を転々としながら働く生き方が合ってる人もいるあろうし、働かなくても生きていけるんなら、それもまたひとつの生き方。
ようは人に合った生き方ってのは無限にあるんですよ。100人いれば100通りの生き方がある。
だから人によって「普通の人生」ってのはまったく違うはずなんです。
一つの生き方に当てはめるから苦しくなる
普通に生きるって難しいね
— ナオキ兄さん (@naokiniisan) 2016年2月17日
だいぶまえに、「普通に生きるって普通に難しい」って言葉をツイッターで見かけて、「確かに!」と思ったことがあります。ぼく自身俗に言う「普通」ってのはすごく難しいと感じてたから。
でも、「100人いれば100通りの人生があるんだな」と思ったいま、この言葉にまったく共感できません。だってそもそも普通ってのは存在しないから。
「普通の人生を送りたい」って人の多くは、その「普通の人生」に無理やりあてはめようとするから苦しくなるんじゃないかな。
もしそんな人がいたら、苦しむ必要はあにと思う。なんども言うけど、人それぞれに合った生き方ってのがあるんだから。
自分の生きたいように生きることが一番の幸せ
世の中、頼んでもないのに「こう生きたほうがいい」とアドバイスをしてきたり(自分の人生を肯定したいから)、そういった類の本が書店に並びまくったり、インターネットの世界で飛び交ってる。
インターネットはおろか、人生は自分の意見の押し付け合戦だからみんな間に受けない方がいいよ
— あべたん@あべらじ (@abmngkr) 2016年4月21日
どこかの著名人が言った名言も、他の誰かにあてはまるわけじゃない。結果を出したその生き方で人生歩んでも、他の誰か同じ人生送れることなんてない。
なら、自分がいいと思った生き方で生きればいいだけ。誰かの生き方に自分の生き方を当てはめる必要なんて絶対にない。
誰の人生とも比べず、自分を基準にした、自分の心が大事にしている「普通」にしたがって生きることができれば、
どんな人生送ろうがそれは幸せなんだ。