プログラマならUS配列でしょ、と思って最近買ったHHK ProとMacBook AirはUS配列を選んだけど、使いにくくて非常にストレスを感じている。プログラマは全員英語環境でパソコン使うべきってのは妄言だと思った。JISに慣れてたらJISの方がいい。
個人的に耐えられない点を以下に列挙。
1. 英数 <-> かな切換の煩わしさ
自分の場合、英数 <-> かなの切換をキーを一個押すだけでできないのには多大なストレスを覚える。コマンド + スペースで切り換えられるとはいっても、いま英数・かなどちらの入力モードにいようとも英数文字を入力したければ英数キーを叩いてから入力すれば必ず英数文字を入力でき、逆の場合も確実にかな文字が入力できるJIS配列キーボードの方が便利だ。
2. MacBook AirのUSキーボードのtildeキーの位置
なんと狂っていることに、”~” (tildeキー)が左上エスケープキーの下部分にある。JIS配列でいうところの「1」のとこらへんだ。なんだってこんなところにtildeを用意するのだろう。tildeはシェルで自分のホームディレクトリを表す記号で大変よく使うキーだ。アメリカ人は不便に感じないのだろうか。
3. returnキーの小ささ
JISキーボードのreturnキーは大きく、大変打ちやすい。しかしUS配列ではreturnキーは小振りになり、右shihtキーの上に同じ程度の横幅で慎ましやかに座している。こんなの超打ちにくい。しかもreturnキーのすぐ上にdeleteキーがあるものだから、JISキーボードの癖でreturnしようとしてdeleteしてしまうことがしばしばあるのだ。非常にうざい。
4. コロン入力時にshiftキーがいる
僕のメインテキストエディタはVimなんだけど、Vimではコマンド入力時に “:” (コロン)を多用する。JIS配列ではコロンは単独キーで入力できるが、US配列ではセミコロンとコロンが同じキーに割り当てられており、shihtキーを押しながらセミコロンを押すことで入力できる。Vimでガリガリコードを書いているときに非常に煩わしい。Vimでコード書くときの時間が1.5倍くらいになってるような気がする。
以上、自分にとって英語配列キーボードのいけてない点をつらつらと書いてきた。KeyRemap4MacBookとかでキーマッピングをカスタマイズしてから使えやハゲ、とかいわれそうだけど、非純正のソフトに依存しないとキー入力すらままならなくのは嫌なので自分はそんなん導入したくない。
結局、JIS配列に慣れ親しんだ人間がUS配列のキーボードに切り替えるメリットは少ないように思う。キートップからひらがなが消えてシャレオツになるくらいか。アメリカに転勤することになって今後は現地のUSキーボードのパソコンしか買えなくなってしまった、とかであればUS配列への鞍替えは避けられないと思うけど、そうでない場合は無理してUS配列のキーボードを使う必要なし。
英語配列で,かな->英数の変換はCtrl+Shift+;,英数->かなはCtrl+Shift+jでできるので試してみるといいかも知れません.
僕もHHKB買ってこれに苦しんでげんなりしてましたが,しばらく使ってると慣れました.
けれども,英数,かなキーの便利さにはかないませんね
コメントありがとうございます。早速試してみようと思ったのですが、ATOKをことえり風スタイルで使っているのですが、Ctrl+Shift+; が半角カタカナ、Ctrl+Shift+: がかなと割り当てられているようでした。つまりSHIFT+;を:と認識するHHKB環境ではそのままでは使えそうにないという…。ショートカットキーの割り当てを変更できそうなのでいろいろ試してみようと思います。有益情報ありがとうございました。
あと、リターンキーの位置が近いことに利点を感じるように自分を仕向けるとかして慣れていくのがいいんでしょうね。
コメントありがとうございます。.vimrcで入れ替える方法もあるわけですね。いまはUS配列にもなれてしまって、JISキーボードを使うときに Shift + ; を押してエラーを出せているような状態です。
リターンキー、近くなっているわけですね。なるほどー。
英語の文章を打つのに日本語配列だと並びに規則性がなくてイライラしたりします。:なんて滅多に使わないですし
日本語lite2から英語pro2に乗り換えようか迷っていますが、
結構私が懸念している通りの事が書いてあって大変参考になりました。
プログラマーなら英語配列でいいだろうと言われても、
ソースのコメントは日本語で書く場合が多いし、
キーマップをカスタマイズしまくると他のパソコンで仕事をするときに
効率ガタ落ちですしね。
じゃあpro2の日本語配列にしようかと思っても、
日本語配列はカーソルキーを無理やり右下に詰め込んでるせいで
Zの段が数ミリずらされ違和感があるらしいし、
これを選べば全て解決というのがないんですよね・・・。
ベストなHHKBが発売されるまでlite2で我慢しようかな・・・。
いまでは英語配列にも慣れて HHKB Pro 2 を快適に使っております。キーを押し込んだときの指先への負担の少なさはやはり Lite より Pro の方がよいですね。
英数・かなの切り換えについては、たいていの IME (少なくともことえりと ATOK )は `Ctrl + Shift + '` で英数に、 `Ctrl + Shift + j' でかなに切り替わるようショートカットが割り当てられていますので、いまはそれでやってます。エンターキーの小ささも慣れるとこれで問題なくなってきます。
ちろりんさんが Vimmer かどうかは存じ上げませんが、コロンを入力するときに Shift を押さないといけないのに関しては、 Shift キーを押さないといけないことで、その後に入力するコマンドの一文字目が大文字になってしまいがち、という問題があって、以下のようなやり方で対処しています。
Vim で :W と :Q を :w と :q と認識させる - portal shit! http://portalshit.net/2014/07/02/useful-vimrc-information
あと今でも MacBook の内蔵キーボードのチルダの位置は不便に感じることが多いですが、普段は HHKB なのでまぁ問題ないです。
かな切り替えやVimの件もご丁寧にお伝えいただきとても勉強になりました。
色々考慮した結果、日本語配列(professional jp)を購入しました。
普段はJISキーボードmacbookに外部ディスプレイとキーボード、
マウスを繋げて開発していますが、たまにmacbook単独で作業する事も
あるので、かな、英数キーなど、macbook本体のキー配置にできるだけ
合わせたいというのが大きな理由です。
使ってみた印象としては、懸念していたZの段のズレも、私個人は特に
気にならず満足しています。
英語配列でバリバリコーディングというのも憧れるんですけどね。
とりあえず私はこれでいいや。
あとこれはどうでもいいことですが、コメント送信時にreCAPTCHA
未入力だと
You need to pay money to accomplish this action.
と表示されて、え?お金かかるの??と思ってしまい一瞬混乱
しますね(笑)
> 本文中に"returnキーの小ささ"が書かれていますが、returnキーは右手小指で打つもので
JIS キーボードを使っていた頃は中指とか薬指でリターンキー押してたような気がします。なので US キーボードにスイッチしてすぐは間違ってデリートキーをたたいていたのではないかと思われます。いまは小指でリターンキー打ってます。