リオ五輪:元韓国代表監督が土下座でお願い「朴泰桓に出場の機会を」

朴泰桓、100メートル自由形も優勝で4冠

リオ五輪:元韓国代表監督が土下座でお願い「朴泰桓に出場の機会を」

 競泳の朴泰桓(パク・テファン、26)が28日、東亜水泳大会(光州・南部大学国際プール)・男子一般の部100メートル自由形決勝で48秒91の大会新記録を出し優勝した。自己最高であり韓国記録でもある48秒42には及ばなかったが、200メートル・400メートル・1500メートル自由形の優勝に続く4冠に輝き大会を終えた。

 朴泰桓は禁止薬物であるテストステロンに陽性反応を示し、国際水泳連盟(FINA)から1年6カ月間の資格停止処分を受けたが、先月処分が解けた。

 今回の大会では出場した4種目すべてで8月のリオデジャネイロ五輪出場資格の基準となる参加標準記録Aをクリアした。だが、「薬物などに対する懲戒処分の満了から3年が経過していない者は韓国代表になることができない」という国内規定に基づき、リオ五輪には出場できない状況だ。

 朴泰桓は同日の記者会見で「今回の大会でベストを尽くす姿を見せることが重要だと思った。自分のやるべきことをすべてしたと思う」と言った。朴泰桓を指導したノ・ミンサン監督は「泰桓はこれまで長い間自粛した。ぜひチャンスをいただければ」と言い、土下座した。

オ・ユギョ記者
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