KEWPIE TRADING EUROPE B.V.（オランダ アムステルダム）は、ヨーロッパで3月末から現地製造のマヨネーズの販売を開始します。

　新たに発売するのは、卵黄のコクが特徴の「KEWPIE MAYONNAISE」です。現地で調達した原料を使用し、オランダで委託生産します。外食・中食市場および家庭用市場をターゲットに、ベーカリー、レストラン、スーパーマーケットなどに向けて出荷します。まずは、オランダ、イギリス、スペイン、ドイツなどの西欧を中心に、メニュー提案や店頭試食を通じてヨーロッパでの普及を図ります。

　キユーピーはこれまでも、市場調査を兼ね、ヨーロッパに向けて日本製のマヨネーズやドレッシングの輸出販売を行ってきました。輸出品に加えて現地製造品の販売を始めることで、取引先のニーズに対してより柔軟でスピーディーな対応が可能となります。

　今後は、国内外で培ってきた提案力を生かし、輸出品と現地製造品の両輪で、ヨーロッパ市場への展開を加速していきます。