fineという単語は思ってたイメージと違う。
"I'm fine, thank you."で覚えているため、「元気です」という意味だと思ってる人が多い。
ファインプレーという言葉からしても、「とっても素晴らしい」という意味と理解できる。
それも合っているけど、実際はちょっと違うニュアンスで使うことが多い。
「大丈夫」「結構です」「それでいい」のような渋々OKという意味。
海外ドラマを見ていても登場人物が"Fine."と言うときは、たいていそっちの意味だ。
実例1
外国人上司にプライベートな旅行の手配を頼まれて、必死で探したけど希望のものがなかった。
せめてマシそうなものをなんとか提案して、これでいいか聞いたとき。
"fine."
と言われて、ちょっとイラっとした(笑)
こんなに必死でマシなものを探したのに、そんなテンションの低い反応?
と、がっかりしたのだ。
いいと言ってくれてるんだからいいじゃないか、と自分に言い聞かせたけどなんか腑に落ちなかった。
実例2
自分がいつも座っている席に、ある日、短期出張で来ている外国人が座っていた。
(ほとんどの人は、私がいつも座るとわかっているので空けといてくれる。)
「ガーン、取られた・・・」と思ってると、外国人が空気を読んで私に謝ってきたので私は
"I'm fine."
(大丈夫です)
と苦笑いした。
ここでは
"No problem at all."
(全然問題ありません)
というのが大人ってもんだろう。
でも、できれば明日からもそこに座りたかったので、渋々という気持ちをちょっと出さずにはいられなかった。
まとめ
fineは状況と言い方によって、「素晴らしい」という最高の意味と、「大丈夫」という渋々OK(妥協)の意味がある。
普通のテンションで言うと、渋々OKに聞こえがちなので注意しよう。
「素晴らしい」の意味で使うときは、表情とテンション高い声などで表現を補ったほうが伝わる。
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