石原孝
2016年4月29日01時22分
大阪府立茨木支援学校は28日、40代の男性教諭が牛乳アレルギーのある小学部の児童に誤って牛乳を飲ませる事故があったと発表した。児童は発疹や呼吸困難など「アナフィラキシー」と呼ばれる症状が出て一時入院したが、命に別条はないという。
同校などによると、男性教諭は25日の給食で障害がある児童を介助していたが、配膳トレーにあった児童のアレルギーを示すカードを見落とし、少量飲ませたという。牛乳瓶は別の女性教諭が誤って配膳した。児童は病院に搬送され、翌日まで入院した。5月2日から登校する予定という。
男性教諭は4月に新規採用され、児童の給食介助は2回目だった。中島康明校長は「子どもたちの命を預かる学校であってはならない事故。深くおわび申し上げます」と謝罪した。(石原孝)
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