普天間早期返還を米政府に要請
宜野湾市長
2016/4/27 08:58
【ワシントン共同】訪米中の沖縄県宜野湾市の佐喜真淳市長は26日、国務省のヤング日本部長ら米政府高官と相次いで会談し、米軍普天間飛行場(同市)の早期返還を求めた。ヤング氏は日米合意に基づき名護市辺野古への移設を推進する考えを伝えた。会談後、佐喜真氏が記者団に明らかにした。
一方、佐喜真氏は、沖縄県の要請に基づき日本政府が目指す同飛行場の5年以内の運用停止について、会談で触れなかった。米側は辺野古への移設工事の遅れを踏まえ、飛行場を継続使用する方針を崩していない。