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今度はくまモンの「パクリ」登場 中国テレビ局、批判殺到
中国安徽省のテレビ局の番組に28日までに、熊本県のPRキャラクター「くまモン」にそっくりなキャラクターが登場した。熊本地震の被災状況が伝えられる中での「パクリ疑惑」に、中国のインターネット上では「恥ずかしくないのか」と批判の声が殺到している。
問題となったのは「好運熊」(ラッキークマ)で、4月9日から始まった、視聴者に電子マネーをプレゼントしたり商品を紹介したりする番組に出演している。毛色が黒いくまモンに対して好運熊は茶色だが、姿形は酷似している。
短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」では「盗作じゃないか」「色さえ変えればいいと思っているのか。(テレビ局は)恥を知れ」と非難する書き込みが相次いでいる。
くまモンは中国でも人気で、熊本地震後にネット上では、くまモンをモチーフに支援や早期復興を願うイラストなどが掲載されている。(共同)