子供を褒めて伸ばしたい!叱らない子育てを実践したいと思っている親御さんはとても多いですよね。
でも、始めたくても何から手を付ければいいかわからないってことないですか?
僕もイルカやアシカではやったことがあっても、いざ人間相手となると最初のころは戸惑うことも多かったです。
そんな時に役に立ったのが、「行動分析学」の本です。褒めて育てること=行動分析学を用いた子育てです。行動分析学とは「人(動物)が、なぜそのような行動をするのか」を探究する学問です。その原因をみつけ、子供の問題行動は減らしたり、秘めたる才能を伸ばしたりできるのです。
そこで今回は、僕が実際に読んできた育児本の中から、褒めて伸ばす!叱らない子育てを実践したいパパやママにおすすする良本を紹介したいと思います。どれも一般のひとでもわかりやすく書かれている本ですよ。
- 今日から怒らないママになれる本
- 子どもが育つ魔法の言葉
- 子供の心のコーチング
- 子どもの話にどんな返事をしてますか?
- 叱りゼロで「自分からやる子」に育てる本
- プロの教師のすごいほめ方・叱り方
- NHK Eテレ すくすく子育て 愛情が伝わる!叱り方ほめ方
- かわいがり子育て―3歳までは思いっきり甘えさせなさい
- 最後に
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今日から怒らないママになれる本
まずおすすめしたのがこの本です。コーチングをする人に出会ったママが、試行錯誤しながら叱らない子育てを実践していく内容です。専門家ではなく実際に育児をしているママだからこそ共感できる内容がたっぷり。あっという間に読めて、すぐに実践できる具体例もいっぱい載っていますよ。
子どもが育つ魔法の言葉
イルカを育てるのと子供を育てるとの大きな違いは、言葉が使えるということです。イルカは言葉では褒めず餌をあげたり、あもちゃを与えたり、体をさわったりだけ。子供が産まれた当初はどうやって言葉で褒めたらいいかが、わからなかったんですよね。褒めてるつもりでも、うまく表現していなかったり、怒ってるつもりはなくても、子供が怒られているように感じたり。この本は上手な声掛けの方法を教えてくれる本です。
子供の心のコーチング
こちらの本は、過干渉になりがちな親にお勧めしたい本です。褒めて育てる育児はいいが、ほめ過ぎるのはよくないと書かれています。声かけや世話やきが多くなりすぎては自立心が育ちません。そんなお子様との距離を適度に保ち、見守る勇気や声かけする適切なタイミングを教えてくれる本です。
子どもの話にどんな返事をしてますか?
どんな親でもイライラして感情的に怒ったりすることはあります。そんな時でも感情的ならず子供と向き合う方法が書かれています。外国人が書かれた本なのでセリフが少し「???」なところはありますが、どうしても怒ってしまいがちな親には読んでほしい本です。
叱りゼロで「自分からやる子」に育てる本
著者は行動分析学ではかなり有名な方で「子育てブラックジャック」と呼ばれるほどの手腕があります。論文も数多く書かれています。ゲームの時間を守れない、片づけができない、そんな日常的な問題行動を行動分析学に基づいて解決してくれます。
プロの教師のすごいほめ方・叱り方
こちらは小学校の教師が書かれた本です。叱らず褒めるで子供のモチベーションをいかに上げるかが具体例を用いて書かれています。文字数もそこまで多くないので、非常に読みやすい本です。小学生のお子様をお持ちの方にはとても参考になると思います。
NHK Eテレ すくすく子育て 愛情が伝わる!叱り方ほめ方
全てカラーのイラストや4コマ漫画で描かれているため初心者向にもわかりやすい本です。NHKの「すくすく子育て」の書籍化されたものです。Q&A方式でとても親しみやすい内容となっています。
かわいがり子育て―3歳までは思いっきり甘えさせなさい
褒める子育ては時に甘やかしの子育てと勘違いされることがありますが、これは甘やかすとはどういうことかが、非常にわかりやすく書かれています。1~2時間ほどで読めるので家事や育児で忙しいママにもありがたいですね。
最後に
いかがでしたか? 褒めて育てる!叱らない子育て=甘やかしの子育てと思われがちですが、きちんと理解してつかえば、絶対に叱る子育てより子供の才能を伸ばしてくれる教育方法です。それだけでなく、親のイライラを解消しゆったりとした気持ちで子供と接することができるようになりますので、結果的に育児にもとても良い影響を及ぼします。
子育てに正解はないと言いますが、間違った知識で子供を教育することはよくありません。親もしっかりと勉強し子供と接するように心がけたいですね。