フォルクスワーゲン 新車販売1000万台前後か
ドイツの大手自動車メーカー、フォルクスワーゲンは、グループ全体の世界での新車の販売台数について、ディーゼル車の排ガスを巡る不正の影響が続くものの、ことしも1000万台前後を確保できるという見通しを示しました。
ドイツのフォルクスワーゲンは28日、ウォルフスブルクの本社で記者会見を開き、去年の決算内容や今期の見通しについて説明しました。
それによりますと、ことし1月から3月末までのグループ全体の世界での新車販売台数は、去年の同じ時期に比べて0.8%増えて250万8000台余りとなりました。
フォルクスワーゲン本体は、ディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していた問題を背景に、販売台数が1.3%減りましたが、傘下のアウディやシュコダなどのブランドは好調で、販売を伸ばしました。
また、ことし1年間の見通しについて、排ガスを巡る不正の影響が続くものの、去年に続いて1000万台前後の世界販売を確保できるという見通しを示しました。
ミュラー会長は「現時点では、ことしも堅調な推移を見込んでいる」と述べ、去年、過去最大となるおよそ2000億円の赤字に転落したものの、ことしは利益を確保できるとしています。
ただ、排ガスを巡る不正への最終的な対策費用は現時点では見通せないとしていて、アメリカやヨーロッパの当局の今後の対応や顧客への補償の内容が焦点となっています。
それによりますと、ことし1月から3月末までのグループ全体の世界での新車販売台数は、去年の同じ時期に比べて0.8%増えて250万8000台余りとなりました。
フォルクスワーゲン本体は、ディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していた問題を背景に、販売台数が1.3%減りましたが、傘下のアウディやシュコダなどのブランドは好調で、販売を伸ばしました。
また、ことし1年間の見通しについて、排ガスを巡る不正の影響が続くものの、去年に続いて1000万台前後の世界販売を確保できるという見通しを示しました。
ミュラー会長は「現時点では、ことしも堅調な推移を見込んでいる」と述べ、去年、過去最大となるおよそ2000億円の赤字に転落したものの、ことしは利益を確保できるとしています。
ただ、排ガスを巡る不正への最終的な対策費用は現時点では見通せないとしていて、アメリカやヨーロッパの当局の今後の対応や顧客への補償の内容が焦点となっています。