主要7か国の若者が議論 ジュニアサミット始まる

主要7か国の若者が議論 ジュニアサミット始まる
来月の伊勢志摩サミットを前に、主要7か国の若者が集まって地球規模の課題を話し合うジュニアサミットが三重県桑名市で始まり、午前中、開会式が行われました。
開会式は午前9時半から、会場の三重県桑名市の複合リゾート施設で行われました。伊勢志摩サミットの関連行事として開かれるジュニアサミットは、主要7か国の若者が地球規模の課題について話し合いを重ねて、その成果を文書にまとめ、G7議長国の日本政府に提出します。
開会式では15歳から18歳の合わせて28人が1人ずつ紹介されたあと、日本代表で地元、桑名市の上堀内陸王さん(16)が「これからの議論と関連行事を実りあるものにできるよう全力を尽くします」と、日本語と英語であいさつしました。
ジュニアサミットは「次世代につなぐ地球~環境と持続可能な社会」を主なテーマに、午後1時半から最初の会議が開かれます。日程は22日から7日間で、議論の参考にするため、四日市市の「四日市公害と環境未来館」を視察するほか、三重県の観光地を訪れて地元の高校生と交流することになっています。