波多野大介
2016年4月28日21時06分
■「トンボ」ユニフォーム研究室主席研究員/佐野勝彦さん(64)
日本一高いビル、大阪市の「あべのハルカス」下の歩道橋。セーラー服を傍らに置き、行き交う女子高校生の着こなしを観察する。スケッチブックに、リボンの位置や靴下の折り曲げ方などの特徴をメモし、イラストを描いていく。
穏やかな関西弁で生徒らに語りかける。「自分の制服、どこが好き?」。183センチの長身。威圧感を与えないよう低い靴底を選び、腰とひざを下げて向かい合う。
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