誕生日パーティーってワンパターン化してない?
大切な人の誕生日に誕生日パーティーを開くこと、みなさん多いとおもいます。
っで、誕生日パーテイーって大人になるとけっこうパターンが決まってくるじゃないですか。
学生の時とかかなり無茶したり意外なこともやったとおもうんですけど、社会人になると大体落ち着いちゃいますよね。
友人宅を使ってホームパーティー形式にして景気付けにシャンパンをパシャー!っと開けちゃうとか。
フレンチとかイタリアンのちょっとイイお店でお祝いして景気付けにシャンパンをパシャー!と開けちゃうとか。
とりあえず、ぼくは大人の誕生日パーティーにはシャンパンをパシャー!する通称「シャンパシャ」のイメージしか無いどうしようもないほど偏った人間なんです。
ただ、ぼくみたいな偏ったイメージは持ってなくとも、みなさん「誕生日パーティーはワンパターン化してる」と頭の片隅で認識してる人多いとおもうんですよね。
ぼくはそれに対して問題意識を持っていまして、もっと面白い誕生日パーティーができるんではないかと感じていたんですよ。
ぼくの大切な人が誕生日を迎えていたので喜ばせたくて仕方なかった!
っで、ぼくの大切な人が誕生日を迎えていたんです。
ただ、誕生日からかなり日にちが経っておりまして。笑
完全に遅ればせながらな感じだったんですが、ぼくはどうしてもその人の誕生日をお祝いしたかったんですね。
っで、日にちが経っていると「誕生日パーティー」って感じにもなりにくいじゃないですか。
ですから「4月26日に○○さんの誕生日パーティーするので、空けておいてね!」とサプライズは無しにして本人にド直球で伝えました。笑
こうすることで、無理にでも誕生日気分になってもらえるように仕向けたのです。
「夜の公園で料亭の板前に出張天ぷらを振舞ってもらう」というワイルドな発想
ぼくのサプライズは「演出」でした。
演出が面白ければきっと彼女に喜んでもらえるとおもったんですね。
ぼくは「どう演出したら彼女が喜んでもらえるか?」とそれはそれは血眼になって考えましたよ。
そして、先輩の知恵も借りて辿り着いたのが、「夜の公園で料亭の板前に出張天ぷらを振舞ってもらう」という完全に摩訶不思議なアイデアでした。
ホームパーティーやちょっとイイお店ではなく、あえて場所を公園にすることで開放的でネイチャーな雰囲気を演出。
っで、「公園で何かする」といったら大体の人が「BBQ」を連想するとおもうんですよ。そこの期待を大きく裏切って「割烹着を着た板前が本格派の天ぷらを揚げる」というかなりワイルドな発想です。
東京の公園といったら、やはり代々木公園ですよね。夜間も開放してますし。
肝心な板前も外苑前の料亭で勤めている友人がいたので、その友人に力を借りることにしました。
彼女に「明日は代々木公園に夜9時集合で!」と伝えたら、「明日は何が起こるのやら?楽しみにしてる!笑」と返事が返ってきました。
誕生日会を公園でするだけでも何かドキドキしますよね。
企画したぼく自身もワクワクして前日眠れませんでした。
実際にやってみたら面白かった
っで、「夜の公園で料亭の板前に出張天ぷらを振舞ってもらう」という発想をいざ実現したら、やっぱり面白かったです。
完全に光景がおかしい。なんで板前が野外で天ぷら揚げてるんだ?笑
しかも、お世話になってる先輩が場をおしゃれに演出できるようにと星条旗の布とカッコイイ鹿の角を持ってきてくださったんです。
これによって、一気にアメリカンな雰囲気が漂います。
そんな空間の中、なぜか割烹着を着た板前が天ぷらを揚げてるというより面白い演出になりました。
まさに和と洋の融合!和洋折衷というヤツ!
にしても、この光景マジでヤバいです。笑
夜の代々木公園でジュュぅぅー、ジュュぅぅー、パチッッパチッッといった天ぷらの揚がる粋な音色が鳴り響きます。完全に場違い感ハンパない。笑
来てくれたみなさんも口を揃えて「異様な光景だよねーw」、「こんなの初めてだよ!」と言っておりました。
っで、肝心の天ぷらがマジで美味しいの一言!!
なにせこの板前さん、このブログ読んでるみなさんが全員知ってるようなレベルの著名人たちがこぞって来店し、ランチで一万円するようなお店に勤めてるんです。
そんな名店で腕が磨かれているだけあって、揚げ具合がもうサクッサクッッ!として絶妙。
出してくれた天ぷらはエビ、大葉、鶏モモ、まいたけ、かぼちゃ、白身魚と多岐にわたり、どれも本当に美味しかった。
個人的にはエビが最高です。大葉も人気でしたね。
なんにせよ、こんな本格の天ぷらを野外の開放的な空間で食せるなんて本当に幸せでしかありません。
みなさんから「美味しい!」と言われまくって、顔がニンマリする板前のボリさん。
板前だけあって笑顔もなんだか粋です。
っで、肝心の誕生日パーティーの主役である彼女からも「代々木公園であんな美味しい天ぷらが食べれるなんて思ってもみなかった!ありがとう!とっても楽しい会だったよ。」と言ってもらえました。涙 めっちゃ嬉しい。
というワケで、「夜の公園で料亭の板前に出張天ぷらを振舞ってもらって誕生日を祝う!」というワイルドなサプライズが成功したので、ぼく自身ホッとしました。
天ぷらを振舞ってくれたボリさん本当にありがとうございます。
誕生日は、大切な人のために誰もがマジになってもいい日。だからオーダーメイドにこだわったらもっと面白くなる
もちろん、今回ぼくは天ぷらだけの演出をしただけじゃありません。
友人のパティシエに彼女の喜びそうなデザインの完全オーダーメイドのケーキを作っていただきました。
また、プレゼントに彼女をイメージしたこちらも完全オーダーメイドの花束と彼女の友人から教えてもらった「彼女がきっと喜ぶであろう代物」も用意しました。
それだけぼくは彼女に喜んでもらいたくてめっちゃ真剣に考えまくって準備をしたのです。
そして、この構想はぼくだけでは絶対に実現できません。
友人たちが彼女のためにわざわざ時間を作ってパーティーに出席してくれたこと、ぼくのアイデアに真剣に協力してくれたからこそ実現した誕生日パーティーです。
友人たちには本当に感謝しかありません。
みなさんにも大切な人がいるとおもいます。
誕生日ってそんな大切な人のために「どれだけマジになっても変に思われないスゴい日」だとぼくはおもってるんです。
ですから、自分たちで面白い演出を考えて、0からできるだけ全てをオーダーメイドにすることで大切な人に「生涯忘れない一日」を提供できるとおもうんです。
そして、そんなマジな誕生パーティーが行われるようになれば、もっと社会は平和になるとおもうし、もっと面白くなるとおもうんですよ。
誕生日ほどたくさんの人の力を無条件に借りやすい日は早々ありません。
ですから、誕生日パーティーはもっとクリエイティブになっていいモノなのです。
どうせなら友人たちをこぞって巻き込み、全員共犯者にしてしまってヤバイ誕生日パーティーを開いて大切な人を喜ばせませんか?
ぼくは今回オーダーメイドにこだわってやってみて本当に良かったとおもってます。
そして、まだまだ何かできると手応えを感じています。
ぼくは自分の誕生日にも他人の誕生日にもあんまり関心が実は無いんです。
ですが、今回彼女のためにお祝いできてぼく自身も嬉しかったし、今後もぼくが主催するなら全力でヤバい誕生日パーティーをやろうとおもいます。
みなさんも是非オーダメイドの誕生日パーティーをやってみましょう!相手に喜んでもらえるのが本当に嬉しいし、会が終わった後に充実感ありますよ。
わっしょい!