大阪桐蔭の裏金問題 元校長ら4人 不起訴に
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大阪桐蔭中学・高校の裏金問題で、運営する学校法人などから業務上横領などの疑いで告訴や告発されていた元校長ら4人について、検察は起訴できる十分な証拠がないなどとして不起訴にしました。
大阪桐蔭中学・高校を巡っては、運営する学校法人大阪産業大学の第三者委員会の調査で、保護者から集めた模擬試験の受験料や教材費などが学校法人の会計とは別の複数の口座で「裏金」として管理され、一部が元校長らの口座に送金されていたことが明らかになりました。
学校法人や教職員の労働組合は、去年、元校長や元事務長など4人を業務上横領や背任の疑いで大阪地方検察庁に告訴や告発していました。
第三者委員会の調査に対し元校長は「裏金という認識はなく、学内の手続きにのっとって処理されていると認識していた」などと説明していました。
検察は裏金の実態などについて捜査を進めてきましたが、元校長らに違法行為に当たるという認識がなかったことなどから、起訴できる十分な証拠がないなどとして、28日、4人を不起訴にしました。
学校法人や教職員の労働組合は、去年、元校長や元事務長など4人を業務上横領や背任の疑いで大阪地方検察庁に告訴や告発していました。
第三者委員会の調査に対し元校長は「裏金という認識はなく、学内の手続きにのっとって処理されていると認識していた」などと説明していました。
検察は裏金の実態などについて捜査を進めてきましたが、元校長らに違法行為に当たるという認識がなかったことなどから、起訴できる十分な証拠がないなどとして、28日、4人を不起訴にしました。