かき氷好きですか。
こんにちは、ツチヤです。
気温の上昇と共に食べたくなりますよね、かき氷。また、飲食店でも季節限定で「氷」というのぼりを出したりするところも多く見かけます。
カップアイス(氷菓子)を買ってくればそれで済む話ですが、自分で作って食べたい!という人も少なからずいるはず。お子さんがいるご家庭だと、そこまで使用頻度がないにしても家でかき氷を作ったことがあると言う人は多いと思います。
例のごとくかき氷機(器)も「家庭用」、「業務用」があります。また、かき氷機(器)一つをとっても、名称がいくつかあります。
家庭用と業務用の違いは、主にスペックの違いだけですが、 失敗しないかき氷機の選び方を業務用ベースにご紹介していきます。
※厨房機器はAmazonより楽天の方が安く買えることが多いです。
目次はクリックで開閉できます
- かき氷機の種類
- 出来上がるかき氷の違い
- 電源の有無の違い
- 電動式ブロック氷専用かき氷機
- 手動式ブロック氷専用かき氷機
- 電動式キューブ氷専用かき氷機
- 電動式キューブ氷専用かき氷機:中級機の紹介
- ご家庭用おすすめ機種
- まとめ
かき氷機の種類
冒頭に挙げた通り、かき氷機も種類があります。大きく分けて電動、手動があり、呼び名ではアイススライサー、アイスシェイバー、アイスクラッシャーなどがあります。呼び名は違えど全てかき氷機ですが、そのへんを踏まえて少し説明していきます。
使える氷が違う
結局のところ氷を削ることに変わりありません。ですが、使える氷が違うんです。キューブアイス(3cm×3cmぐらい)を使ってかき氷を作ることを主とする、アイススライサーやアイスクラッシャー。ブロックアイスを削ってかき氷を作ることを主とする、アイススライサーがあります。
- キューブアイス(製氷機、冷凍庫で勝手に出来る氷)を削るタイプ
- ブロックアイス(氷屋から買ったり、専用容器に水をはって作る氷)を削るタイプ
どんなかき氷を求めているかによって選ぶのがいいです。以下に出来あがる氷の違いを簡単に説明しておきます。
出来上がるかき氷の違い
キューブアイス専用
キューブアイスで作ったかき氷はジャリジャリ、シャビシャビです。お祭りの屋台で食べるかき氷はこれがほとんどです。言うなれば大量生産可能な美味しくないかき氷です。※充分美味しいですがわかりやすく書いています。
ブロックアイス専用
それに対しブロックアイスで作ったかき氷はフワフワになります。仕入れている氷によっても変わってくるようですが、こだわっているお店はブロックアイスを使っていることがほとんどです。フワフワの口どけの良い美味しいかき氷です。
クラッシュアイス専用
また、ここでは多く触れませんが、アイスクラッシャーは読んで字のごとくクラッシュアイスを作る機械です。かき氷というより、氷砕機と言った方がわかりやすいかもしれません。ドリンクに入れたり、料理(刺身)の盛付等に使います。
小規模店舗ならこれでいいですが、業務用でこれを入れるなら下記のようなチップアイス製氷機を使った方がずっと楽ですよ。
ただ、クラッシュアイスメーカーと、アイススライサーは構造が似ているものもあります。一部製品では刃の調節で兼用というものもあるので、ご注意ください。
電源の有無の違い
画像を見てもらうとお分かりいただけるように、かき氷機には電動、手動があります。ここは説明不要かと思いますが簡単にメリットとデメリットを紹介しておきます。※キューブアイス専用もブロックアイス専用も同じです。
電動かき氷機(器)
メリット
- 早い
- 楽
- 大量生産可能
- 静音性に優れる(機種による)
デメリット
- 壊れたら終了(直すまで使えない)
- 高価なものが多い
- デカい、重い(機種による)
- モーター焼け
手動かき氷機(器)
メリット
- メンテナンスが比較的楽
- 雰囲気最高
- 故障が少ない
- 比較的安価
デメリット
- 大量生産不可
- 疲れる
- デカい、重い(機種による)
ざっとですが、電動のデメリットでも紹介したように、壊れる原因は、イベント会場、屋台などで大量に作ろうとして過負荷になりすぎたり、発電機、コードリール、タコ足配線などによるモーター焼けが多いです。機械による故障というより、人為的なことがほとんどです。
ご使用の際は販売店やメーカーにスペックを確認したり、ご自身で作る量や場所を考えてご購入することをおすすめします。それでは次章よりご家庭やイベントでも使えるオススメ機種をご紹介していこうと思います。
電動式ブロック氷専用かき氷機
初雪氷削機 電動式ブロックアイススライサー HF-300P※現行はHF-300P2
かき氷機(器)と言ったら中部コーポ―レーションの初雪シリーズです。専用カバーが付いているので安全安心設計。市販の15cm角のブロック氷を使えます。
- シリーズ定番人気
- カバーをあけると動作しない安全設計
- 氷削能力:1.8 / 2.2 (Kg/min)
スワン ブロック氷専用氷削機 SI-150SS
中部の初雪と池永鉄工のスワンシリーズはかき氷機では鉄板です。同じく15cm角程度の氷が削れます。ベルト駆動の静音設計で、機能性を重視したベーシックモデルです。
- 静音設計
- ステンレス刃でサビに強く衛生面向上
- 氷削能力:1.8 / 2.2 (Kg/min)
手動式ブロック氷専用かき氷機
初雪 手動式ブロックアイススライサー HA-110S
今も昔も変わらないロングセラー商品です。安定感のある切削能力と、いい意味でメンテナンスフリーの単純設計です。市販の15cm角氷使えます。
- レトロデザイン
- 丈夫な作り
- 氷削能力:0.7kg/min
スワン 手動式氷削り器 SI-3B
同じくスワンで人気のレトロタイプのかき氷機です。ビアンキを彷彿とするチェレステカラーがオシャレですね。市販の15cm角氷使えます。
- レトロオシャレデザイン
- サビに強く衛生的
- 氷削能力:0.8kg/min
電動式キューブ氷専用かき氷機
初雪 氷削機 キューブアイススライサー HC18C
先ほど画像でも紹介したコチラの機種ですがイベントや、回転率の高い店舗には不向きです。小店舗やご家庭では充分使えます。キューブアイス(3cm角)は18個まで入れられて、定格運動時間は20分です。
- カラーを選べる(赤、青、白)
- コンパクトサイズ
- 氷削能力:1.0~ 1.3 (Kg/min)
スワン 電動式キューブアイスシェーバー FM-5S
同じく家庭用から小規模店舗用です。上記機種とスペックはほとんど同じで約20個の氷を入れられます。人気度、お値段でいくと初雪に軍配が上がるような気がします。
- 小規模店舗向け
- コンパクトサイズ
- 氷削能力:1.2 (Kg/min)
電動式キューブ氷専用かき氷機:中級機の紹介
キューブアイス30個~40個を入れられる中堅機種もご紹介しておきます。季節限定でそれなりに回転数がある店舗や、イベントなどにも使えます。業務用では一番利用頻度が多く、使い勝手がいい物なので一番の売れ筋です。簡単にご紹介していきます。
初雪 氷削機 キューブアイススライサー HC-S32A
キューブアイスを約35個入れられます。コチラの機種は分解洗浄が出来て衛生的です。このぐらいのスペックの機種を持っていると祭りやイベントでも重宝します。
- 分解洗浄可
- 氷削能力 :1.4~1.7 (Kg/min)
スワン 電動式キューブアイス シェーバー FM-500
キューブアイス約40個入れられます。スワンの中でも定番機種と言っていいと思います。バラ氷でそれなりの量のかき氷を作るとなると、こちらの機種も候補の1つになるでしょう。
- 機能性重視
- 氷削能力:1.8~3.0 (Kg/min)
ご家庭用おすすめ機種
珍しく今回はご家庭用おすすめ機種もいくつかご紹介しておきます。機種によって、使う氷によってもビックリするぐらいかき氷が変わるので是非お試しください。
パール金属 クールズ しろくまくん かき氷器
とにかく鬼安です。家で簡単に手軽にと言ったらこれでいいと思います。ただ全てがプラッチッキーなので強く抑えると壊れてしまわないか心配です。実際はそこまで強い力は必要ありません。見た目がかわいいのでお子さんなんかは喜ぶと思います。
- コスパ最強
- カワイイ
- 国産
ドウシシャ 電動本格ふわふわ氷かき器 DCSP-1551
やはり安さゆえのプラッチッキー感は否めませんが、比較的満足のいくフワフワかき氷をを作ってくれます。しかも電動なので手間いらず。デザインもオシャレですね。ドウシシャは色んなの作ってますがダントツオススメです。
- レトロオシャレデザイン
- フワフワかき氷
まとめ
これからどんどん暑い季節になっていきます。業務用に限って言うと、オンシーズンは100%売り切れます(卸値の安いショップから順番に)。メーカーの生産体制が整っていないのか、生産制限があるのかわかりませんが、行事や店舗、イベントで使いご予定のある人はなるべく早いうちに手を打っておいた方がいいです。※後述の記事内で紹介しているホット商品も同じです。▶【業務用おすすめホット機器】寒い冬に最適!!自宅で肉まん作りましょう。カンウォーマーも。 - 非アクティビズム。
新商品も出たりはしてますが、構造自体はほとんど変わってないので型落ちでも手に入れば御の字と言ったところです。一回に一台かき氷機(器)どうですか。
以上。
業務用詳しいけどなにか?
