自然界で誕生のトキ親鳥「ひな育てるのやめた」
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今月、新潟県佐渡市に生息する、国の特別天然記念物トキのうち、自然界で生まれ育ったトキどうしのつがいから40年ぶりに誕生したひなについて、環境省は28日、「親鳥がひなを育てるのをやめた」と発表しました。
佐渡市では今月21日、自然界で生まれ育ったトキどうしのつがいから40年ぶりにひなが誕生しています。
しかし、その後、環境省が巣の近くに設置したビデオカメラの映像で観察を続けていたところ、今月25日を最後にひなの姿が確認できなくなり、親鳥も餌を与える行動をしなくなったことから、環境省は28日、このつがいが「ひなを育てるのをやめた」と発表しました。
ひなは、何らかの理由で死んだか、あるいは巣から落ちた可能性もあるということですが、詳しい状況は分からないということです。ただ、このつがいは今も巣の中で座り込む行動を続けていて、環境省によりますと、新たに卵を温めている可能性もあるということです。
一方で、佐渡市では、このつがいのほかに、自然界で生まれ育ったトキどうしのつがい4組が、卵を温めているのが確認されていて、このうちの一組から、28日、新たにひなが誕生しているのが確認されたということです。
環境省は今後も、ひなの誕生が続く可能性があるとして、注意深く観察しています。
しかし、その後、環境省が巣の近くに設置したビデオカメラの映像で観察を続けていたところ、今月25日を最後にひなの姿が確認できなくなり、親鳥も餌を与える行動をしなくなったことから、環境省は28日、このつがいが「ひなを育てるのをやめた」と発表しました。
ひなは、何らかの理由で死んだか、あるいは巣から落ちた可能性もあるということですが、詳しい状況は分からないということです。ただ、このつがいは今も巣の中で座り込む行動を続けていて、環境省によりますと、新たに卵を温めている可能性もあるということです。
一方で、佐渡市では、このつがいのほかに、自然界で生まれ育ったトキどうしのつがい4組が、卵を温めているのが確認されていて、このうちの一組から、28日、新たにひなが誕生しているのが確認されたということです。
環境省は今後も、ひなの誕生が続く可能性があるとして、注意深く観察しています。