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【プロ野球】

ソフトバンクの内川が通算150号弾

2016年4月28日 紙面から

オリックス−ソフトバンク 1回表1死二塁、内川は左中間に通算150号を放ち歓声に応える=京セラドーム大阪で(佐藤厚撮影)

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◇ソフトバンク5−2オリックス

 ソフトバンクが3連勝。1回に柳田の適時打と内川の2ランで3点を先取し、5、6回にも1点ずつ奪った。和田が要所を締め、6イニング無失点で3勝目。サファテが6セーブ目。オリックスは東明が不安定な立ち上がりに打たれて2敗目。

     ◇

 豪快な一発にも、ソフトバンク・内川はメモリアル弾であることを忘れていた。1回、1点を先制、なお1死二塁で左翼へ4号2ラン。「本塁を踏んだ瞬間、ギータ(柳田)に『150本』と言われて『あっ、そうか』って」。16年目で到達した。

 頼れる4番はこれで3試合連続打点。4本塁打はチーム単独トップとなった。24日の自身初のサヨナラ弾など、貴重な場面での一打が際立つ。「きちんと打てているから入る。僕はホームランバッターではないので、打ち損じではスタンドインできない」。冷静に自分の打撃を分析できるところに、今季の好調さがうかがえる。

 今宮の二塁打、柳田の適時打、内川の2ラン。初回の3連打で挙げた3点が3連勝を呼んだ。工藤監督は「2、3、4番がつながって、しっかり先制できたのは大きかった」と目を細める。29日からは本拠地に西武を迎えて3連戦。内川は「世間はゴールデンウイーク。勝ちを積み重ね、チームも“ゴールデンウイーク”にしたい」と意気込んだ。 (林原弘)

 

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